この度、フイルムヴォイス製作・配給の新作ドキュメンタリー作品、すずきじゅんいち監督の最新作『和食ドリーム』『宮古島トライアスロン』の公開が、2015年4月に決定いたしました。

監督のすずきじゅんいちは、13年前に渡米し「東洋宮武が覗いた時代」(2008)、「442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍」(2011)、「二つの祖国で 日系陸軍情報部」(2012)と日系アメリカ人ドキュメンタリ−映画3部作を監督、『マウイ映画祭観客賞』『山路ふみ子賞』『日本映画批評家大賞』などを受賞。東京国際映画祭でも連続で招待され、日米で大ヒットを記録!すずき監督は日本に帰国し、今回同時公開となる2作品を監督しました。一本目は【食】に関するドキュメンタリー、もう一本は【スポーツ】に関するドキュメンタリーです。

『和食ドリーム』は、2013年12月4日、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統的な食文化「和食」に迫ったドキュメンタリー映画。寿司を始めとした和食は、今や世界中で親しまれ、アメリカはその最先端である。異文化の食べ物である和食が、世界中でここまで認知されるようになった裏側には、和食の普及に人生を賭けた人たちの熱い物語がありました。彼らが切り開いた和食の未来、そして日本とアメリカ、両国からみた和食の本質に迫るドキュメンタリー映画が本作となります。京都菊乃井主人・村田吉弘、美濃吉本店竹茂楼若主人・佐竹洋治、銀座久兵衛三代目・今田景久、世界中で日本食レストランNobuを経営する松久信幸、ハリウッドのセレブリティが訪れる日本食レストランKatsu-yaグループの上地勝也、ブラッシュストロークのオーナー・シェフ デイヴィッド・ブーレー、Uchiレストランのオーナー・シェフ タイソン・コール、ロブショングループのオーナー・シェフ ジョエル・ロブションなど、一流の職人、シェフたちによる、美しくも繊細な料理の数々に目を奪われながら、彼らの和食に対する信念、和食の哲学、和食の未来像について熱く語ります。

『宮古島トライアスロン』は、トライアスロン宮古島大会に密着した、初の長編ドキュメンタリー映画です。美しい自然に囲まれた宮古島。この島で行われる水泳3キロ、バイク155キロ、ラン42.195キロの過酷なレースが宮古島トライアスロンです。本作は、2014年4月に開催された30回目の大会を撮影。安倍昭恵総理夫人がスターターを務める記念大会に出場する選手たちに、競技前から密着します。大会に参加するトライアスリートだけでなく、宮古島の人々、友人へと広がり、島をあげての歓迎ムードが最高潮を迎える中、それぞれのゴールに向かってレースがはじまります。トライアスリートは、トライアスロンを旅にたとえる。美しい景色の中を旅する人々は、そこに何を見つけるのか。人生を賭けた旅路は、選手たちに何をもたらすのかー。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa