東宝東和配給にて2015年3月TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショーとなります、“車椅子の天才物理学者”スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描く感動のヒューマン・ラブストーリー『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything)。

 この度、本作のオリジナル予告動画が到着しました。

ジェーン・ホーキング著『Travelling to Infinity: My Life with Stephen』の映画化である本作。理論物理学者の立場から宇宙の起源の解明に挑み、現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才と称される彼は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のハンデを負いながら最先端の研究を精力的に行い、講演活動や執筆活動へ意欲的に取り組む「車椅子の天才物理学者」として知られています。しかし、そんなホーキング博士の偉業が、ひとりの勇気ある女性によって支えられていたことはあまり知られていません。本作は、その知られざる実話にスポットを当てたヒューマン・ラブストーリーです。

ホーキング博士を演じるのは、『レ・ミゼラブル』で自由主義者の青年マリウスを演じたエディ・レッドメイン。徐々に身体中の筋肉が衰える難病ALS(筋委縮性側索硬化症)に侵されていく難役を熱演し、新境地を開いています。またホーキング博士を献身的に支える妻ジェーン役には、『アメイジング・スパイダーマン2』出演のフェリシティ・ジョーンズ。余命2年と宣告を受けたホーキング博士との結婚を選び、希望を持ち続け共に困難を乗り越えようとする強い女性を好演しています。監督は、ビルの谷間を綱渡りする大道芸人にスポットを当てた『マン・オン・ワイヤー』でアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したジェームズ・マーシュ。ホーキング夫妻の人生の節々に、ブラックホールや時間といったホーキング博士の研究テーマをシンクロさせた演出が、作品をより味わい深いものにしています。

先日、発表されたゴールデン・グローブ賞では、作品賞・主演男優賞(エディ・レッドメイン)・主演女優賞(フェリシティ・ジョーンズ)・作曲賞(ヨハン・ヨハンソン)の4部門にノミネートされている本作。中でも、エディ・レッドメインはアカデミー主演男優賞最有力候補との呼び声も高く、期待は高まります!

今回到着したオリジナル予告動画では、ホーキング博士とジェーンの愛の軌跡が詰まった内容となっています。彼らの出会から、不器用ながら距離を縮めていく2人の姿、物理学で博士号を取ろうと躍進し続けるホーキングに突如襲いかかった難病ALS、そして余命2年の残酷な告知・・・迷惑をかけるとジェーンとの別れを決意するホーキングに彼女は、「できるだけ一緒にいたいの、愛しているの。いっしょに病気と闘うわ」と強い眼差しで彼を支えていく決心をします。

結婚し、子供を授かった2人の、どんな困難が立ちはだかっても、固く結ばれた強い絆で乗り越えていく姿が描かれています。ホーキング博士が偉業を成し遂げられたのは、ジェーンの支えがあったからこそと言っても過言ではありません。
心揺さぶられる、2人の愛の物語、映画『博士と彼女のセオリー』をご注目いただくとともにご期待ください。

予告編::http://youtu.be/C6lLnM5zzdo

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執筆者

Yasuhiro Togawa