バランス栄養食「カロリーメイト」とFROGMAN監督によるパロディアニメシリーズ「チャンネル5.5」が声優・杉田智和さんを新キャストに迎え、12月24日(水)10時、聖夜に贈る禁断のラブロマンス「居酒屋のばら」を公開します!

これまで、『金田一少年の事件簿』『攻殻機動隊ARISE』『のだめカンタービレ』と、日本が誇る傑作マンガを次々と“台無し”にしてきた「チャンネル5.5」ですが、11月にスタートしたシーズン4では、無謀にも不朽の名作『ベルサイユのばら』のパロディに挑戦。オスカル役に元宝塚のトップスターで「史上最高のオスカル」と称された名優・涼風真世さん、マリー・アントワネット役に「いま最もお姫様役が似合う」期待の新星・雨宮天さんを起用。奇才FROGMANによる演出と、豪華キャストの熱演で大きな話題を呼んできました。

そして12月24日、聖夜に公開の第3話からは、愛人マリーに忠誠を尽くすスウェーデン貴族ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役に杉田智和さんを迎え、さらにパワーアップ! オスカル、アンドレ、フェルゼン、そしてマリー。激動のフランス史に咲いた“禁断の四角関係”の意外な真相を、超豪華キャストで描き出します。さらに、12月26日(金)には、声優陣のハイテンションな演技が楽しめる超特急コメディ「ベルサイユの恩人」(第4話)を公開! 今年のクリスマスには、「チャンネル5.5」が贈る前代未聞の『ベルサイユのばら』をたっぷりお楽しみください!

● チャンネル5.5シーズン4『ベルサイユのばら』放送情報    

【第3話】 タイトル: 「居酒屋のばら」 公開日時:12月24日(水) 10時
公開URL: http://youtu.be/oP9HEA22bMo
【第4話】 タイトル: 「ベルサイユの恩人」 公開日時:12月26日(金) 10時

キャスト: 涼風真世(オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ)、杉田智和(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン)
雨宮天(マリー・アントワネット)、FROGMAN(アンドレ・グランディエ)  監督:FROGMAN 制作:DLE  

■杉田智和(『ベルサイユのばら』ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役)
『銀魂』の坂田銀時や、『ジョジョの奇妙な冒険』ジョセフ・ジョースター、『涼宮ハルヒの憂鬱』キョン役などで知られる男性声優。第3回声優アワード助演男優賞受賞。アニメやゲームに関する豊富な知識を活かし、ラジオパーソナリティーとしても人気を誇る。またアドベンチャーゲーム『月英学園』の原作を手掛けるなど、クリエイターとしても活躍を続ける。

−第3話と4話の収録を終えたご感想は?
「ものすごくカロリーメイトのプレーンを食べたくなる収録でした。さすが、あの“伝説の英雄”に『うますぎる!』と言わせたバランス栄養食なだけあるな、と。私はFROGMAN監督の作品が大好きで、これまでも『チャンネル5.5』シリーズを拝見していたので、今日の収録をとても楽しみにしていました。今回はフェルゼン役ということでしたが、すぐに貴族になることはできないので、まずは形から入ろうと宝塚歌劇団のビデオを見て研究してきました」

−『ベルサイユのばら』ですか?
「いえ、『逆転裁判』です。でも、とても面白くて参考になりました。ほかにも『戦国BASARA』や『ルパン三世』をやっていたりと、宝塚はアニメやゲームにすごく優しい印象です」

−宝塚と言えば、今回オスカル役を演じている涼風さんは宝塚のトップスターを務めていました
「涼風さんはもちろん宝塚でもオスカル役を演じた“本物”ですが、個人的には『るろうに剣心』の印象が強いです。直接お会いしたことはないのですが、某少年誌のゲームで一緒に戦った間でもあります」

−では、原作『ベルサイユのばら』の印象は?
「『北斗の拳』と並んで、現代のさまざまなアニメに影響を与えている名作だと思います。特徴的な感情表現の演出は、相当に『ベルばら』の影響を受けているのではないでしょうか。あとは、行きたくないけど行かなくてはならないカラオケの場を、“とても低い声で『薔薇は美しく散る』を歌う”という技で乗り切ってきたので、そういう意味でも感謝している作品です」

−FROGMAN監督によるパロディ版『ベルサイユのばら』の見どころは?
「キツイとか辛いとか、そういう人のネガティブな感情をポジティブに変えられるところが魅力だと思います。そんなすごい力を持ったFROGMAN監督の脚本を楽しんでほしいですね」

−最後に、このエピソードを楽しみにしているファンのみなさんにメッセージを!
「今作は12月24日に公開ということで、私は毎年クリスマスには『機動戦士ガンダム0080』を見ることにしているんですが、今年はそれで沈んだ心を『居酒屋のばら』で笑い飛ばそうと思います。人生、何事も過多になってしまうと良くないので、みなさんもぜひこの作品を見て“バランスの良い”クリスマスを過ごしてください」

■雨宮天(『ベルサイユのばら』マリー・アントワネット役)
2011年、第2回ミュージックレインスーパー声優オーディションに合格。翌年デビューすると、2014年には話題作『一週間フレンズ。』のヒロイン藤宮香織役に抜擢。その後、『アカメが斬る!』(アカメ)、『東京喰種 トーキョーグール』(霧嶋董香)、『七つの大罪』(エリザベス)などに次々出演。さらに、今年8月には「Skyreach」でCDデビューするなど、現在もっとも注目を集める新人声優の一人。

−「チャンネル5.5」にご出演して、何か変化や反響はありましたか?
「やっぱり“カロリーメイト”という言葉に敏感に反応するようになりましたね。前回の収録のあと別の現場ですごくお腹が空いていたとき、同期の夏川椎菜に『お腹が空いた〜』と言っていたら『じゃあこれあげるよ!』とカロリーメイトをもらったんです。その子はまだ学生なのですが、やっぱり勉強中によく食べるそうで、もう一人の同期の麻倉ももと3人で学生時代のカロリーメイト話に花を咲かせました。その時にもらったのはメープル味だったので、新発売のプレーンをしっかり宣伝してきましたよ(笑)」

−公開された第1話はご覧になりましたか?
「もちろん見ました! 突然マリモが出てきたり急にカロリーメイトの宣伝を始めたりと、色々なものが唐突で、その勢いについつい笑ってしまいました。私も負けないようにすごく大げさに演じさせていただいて、とても楽しかったのを思い出します。あと、オスカル役の涼風さんがすごく凛としていて素敵で……。最後、『マリモだけに、阿寒湖!』で終わるオチも衝撃的でしたね(笑)」

−今回収録した3話と4話の見どころは?
「第3話の見どころは、マリーがアップになった時、背景に“花”を背負うシーンですね。原作でもおなじみの演出なんですが、今回は実際のお花が出てくるので、その度に店員さんが掃除をしなくてはならないという…(笑)。あとは、ずっとやりたいと思っていた“ショックを受けたときに白眼になるシーン”を実際に演じられたのがとても嬉しかったです。4話についてはまだ詳しく言えないのですが、マリーの天真爛漫なトラブルメイカーぶりが印象的です。また、今回は3話・4話ともに、マリーが“宣伝担当”だったので、カロリーメイトの説明をするシーンは『ちゃんと言わなきゃ!』と特に緊張しました。そんなところにも注目して観ていただけたら嬉しいです」

執筆者

Yasuhiro Togawa