『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作を贈りだす世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』が、ギャガ配給にて2015年1月23日(金)より公開となります。
この度、本作の日本版予告が完成いたしました。

『ビッグ・アイズ』
日本版予告編::http://youtu.be/BBXKcb_mve8

<ビッグ・アイズ>を愛し、幼い頃から影響を受けていたティム・バートン監督。唯一無二の世界観でファンを魅了し続ける彼の待望の最新作は、バートン自身も耳を疑った、実在のゴースト・ペインターの物語!アメリカ史上最低と呼ばれた映画監督を描いた実話『エド・ウッド』以来、20年ぶりにして、遥かに奇想天外な題材を新たに選びました。
モダンアートに絶大なる影響を及ぼした画家、マーガレット・キーン役には『アメリカン・ハッスル』(13)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムス。事件の鍵を握る曲者の夫、ウォルター・キーン役には『ジャンゴ・繋がれざる者』(12)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ。そして、音楽のダニー・エルフマン、美術のリック・ハインリクス、衣装のコリーン・アトウッドなど、バートン作品お馴染みのクリエイターたちが顔を揃えています。

ポップアート全盛期の1960年代アメリカ。大きな瞳をした<ビッグ・アイズ>シリーズは空前の大ブームになり、この絵を描いたウォルター・キーンは一躍時の人に!…しかし、大きな瞳だけが知っている秘密。それは、<ビッグ・アイズ>を描いていたのは、ウォルターではなく、その妻マーガレットだったという真実でした。
<ビッグ・アイズ>のヒットで大金持ちになるマーガレットとウォルター。しかし、それはマーガレットにとって、娘を、そして自分をも欺き絵を描き続けることを意味していました。映像では、ウォルターに自分の魂でもある<ビッグ・アイズ>を奪われようとしているマーガレットが、真実を告白しようと決意する姿が映し出されています。
「妻は錯乱している」と、真実を認めないウォルター。今の生活を失ってでも自分の絵を取り返したいマーガレット。ウォルターとマーガレットを演じるエイミー・アダムスとクリストフ・ヴァルツは、先日発表された第72回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞・男優賞に揃ってノミネート。その演技合戦も見所のひとつ。マーガレットとウォルターが繰り広げる、〈ビッグ・アイズ〉を懸けた前代未聞のアートバトルの行方に期待が高まる予告編です。

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執筆者

Yasuhiro Togawa