超大作として生まれ変わる『ミュータント・タートルズ』(パラマウント配給/日本公開:2015年2月7日全国ロードショー)。全米公開では2週連続No.1を達成し、現在までに全世界で約4億7720万ドル(約568億円、1ドル=119円換算12/12現在)を達成!2014年の全世界興行収入ランキングTOP10に入ること確実の大ヒットを記録中で、すでに2016年に続編公開も決定し、まさに”カワバンガ!”(=やったぜ!行くぞ!スゲェ!など意味するタートルズの合言葉)な勢いの本作。

この度、そんな勢いにノッている本作の日本語版テーマソングを、RIP SLYMEが手掛けることが決定!今回、RIP SLYMEは、アメリカでジューシー・J(Juicy J)、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)&タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)が歌う本作のラップ曲”Shell Shocked(シェル・ショックド)”のオリジナルトラックに、RIP SLYMEが書き下ろしの歌詞をのせて日本語版テーマソング「ナイショデオネガイシマス」を手掛ける。RIP SLYMEがハリウッド映画で書き下ろしのテーマソングを担当するのは初めてで、映画への楽曲提供は2012年『僕達急行 A列車で行こう』の主題歌以来となる。

映画の主人公であるミュータント・タートルズはレオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロという個性豊かな4人組。さらには、親代わりとなってタートルズを育ててきた忍術の師匠ネズミのスプリンターが映画では重要な役割を果たし、4人のタートルズと家族の絆で結ばれている。映画会社は、この楽曲を手掛けてくれるアーティストを探す中で、RIP SLYMEが日本を代表するヒップホップ・アーティストであること、さらには映画の<4人のカメ+1人のネズミの師匠>というタートルズの家族構成が、<4MC+1DJ>というRIP SLYMEの個性豊かな構成と同じであること、そして何よりも、RIP SLYMEのメンバーがまさに映画のミュータント・タートルズのように甲羅よりも固い絆で結ばれていることに共感しオファーをするに至った。

今回のオファーを受けてRIP SLYMEのメンバーは「至極光栄だった!」と語り、書き下ろしの歌詞には「どう日本っぽさを出すかを考えました」(ILMARI)「タートルズは秘密の存在なので、(サビの部分の歌詞を)ナッ、ナッ、ナイショデオネガイシマスに変えました」(RYO-Z)「自分たちのことかな、と感じました。RIP SLYMEは20年前からやってきて友情があり、タートルズも小さい頃から一緒に育って親密な関係性があって共通点がある」(SU)「(ヒロインの)エイプリルの距離感でタートルズを応援する立場で書きました。4人(のカメ)と1匹(のネズミの師匠)をイントロデュースできたと思います」(PES)すでに映画を観たメンバーは「雪山のシーンがスピード感満載!」「エレベーターでタートルズがビートボックスするシーンがいい!僕らもいつもエレベーターでやってます!(笑)」と大絶賛!さらには「小さい時からカメが好き!30歳の誕生日にメンバーの皆からつがいのカメをプレゼントされた」(FUMIYA)とカメにまつわるエピソードも明かしてくれた。

メンバーを映画のキャラクターにあてはめるならばとの問いに、赤の特攻隊長ラファエロはRYO-Z、紫の頭脳派メカオタク・ドナテロはPES、青のリーダー・レオナルドはILMARI、オレンジのお調子者ムードメーカー・ミケランジェロはSU、そしてタートルズの師匠スプリンターはFUMIYA、と語ってくれた。

RIP SLYMEが手掛ける日本語版テーマソング「ナイショデオネガイシマス」は、映画『ミュータント・タートルズ』の2015年2月7日の公開に向けて、1月中旬頃よりTV・WEBメディアを中心に様々な宣伝展開の中で起用される。尚、本楽曲のCDリリース及び配信日程は未定となっております。

RIP SLYMEプロフィール
2001年3月にシングル「STEPPER’S DELIGHT」でメジャーデビュー。幅広い層に親しまれる洗練された独自のポップセンスと、コアなリスナーをうならせる高次元で織り成されるラップのかけ合いを両立させたサウンドが魅力。国内のヒップホップユニットとして初めての日本武道館ワンマンライブを行い、これまでに9枚のオリジナル・アルバムをリリース。2014年の今年は母体結成20周年を迎える。

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執筆者

Yasuhiro Togawa