007シリーズの人気を復活させた立役者であり、かつてジェームズ・ボンド役で世界中を魅了したピアース・ブロスナンが、13年ぶりに伝説のスパイ役に挑んだ、本格スパイ・アクション『スパイ・レジェンド』が2015年1月17日より日本公開となる。今回は、手塩にかけて自ら育て上げた愛弟子であり現役最強のスパイとの壮絶なる戦いも見どころの一つである。

今回その愛弟子のスパイであるルーク役を射止めたのが、オーストラリアの新鋭俳優ルーク・ブレイシーだ。メイソン役を演じる役者は、スパイとして厳しく鍛え抜か上げられているため、容易にはブレない意志の強さと冷酷な野心だけでなく、目下のターゲットに対して抱く複雑な心情をも表現できなくてはならない。これらの条件をすべて満たしたオーストラリアの俳優を探し当てた。『G.I.ジョー バック2リベンジ』でコブラコマンダーを見事に演じたことが起用の決め手となった。ブレイシーは「最初に話が来たとき、自分がこんな役をもらえるなんてまったく信じられなかったけど、共演できて本当に幸せだった」と語る。一方のブロスナンは、ブレイシーとの共演について「彼は恐れ知らずで勇敢。何でもすぐに吸収して演技に生かせる才能があるね」と語っている。

今後は、キアヌ・リーヴス主演でカルト的な人気を集めた『ハートブルー』のリメイク版『POINT BREAK』にジョニー・ユタ役で出演するほか、ニコラス・スパークス原作の『The Best of Me』にも出演するなど、ハリウッドの次世代スタートして注目が集まっている。

今回の大抜擢で、役者としての知名度は格段に上がり、順風満帆な俳優人生がスタートしたが、その甘いマスクを武器に、実はすでに多くの女優がすでにその魅力にメロメロになっているというのだ。『ゴシップガール』のレイトン・ミースターをはじめ、最近ではジャスティン・ビーバーを振った直後のセレーナ・ゴメスの心をいとも簡単に射止めた。『恋するモンテカルロ』で共演して以降、二人の仲は急接近したという。

本作でも、ウェイトレス、隣人、そして猫まで?をも簡単に落とす、その爽やか系イケメンの眼差しと、惜しげもなく美しすぎる肉体美をみせつけるベットシーンは、女性必見ポイントかもしれない。是非劇場で堪能ほしい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa