『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録し歴史的なミュージカルブームを作り上げたディズニーが、満を持して贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』(2015年3月14日公開)。大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカルである本作のビタースイートな予告編が解禁となる。

予告編::http://youtu.be/OVxqFR655Zs

本作が描くのはシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…それぞれの“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた<驚くべき運命>。“あの”ディズニーが「めでたし めでたし」の“その後”を描き、キャストにはメリル・ストリープ、ジョニー・デップ、そして『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取る注目作。

予告編はシンデレラ、赤ずきん、ジャック(ジャックと豆の木)の「私の願いは・・・」というセリフからスタートする。「願いを叶えたいのかい?」と妖しくささやく魔女を演じるのはオスカー女優メリル・ストリープ。本作で披露するビジュアルと演技力、そして何よりもその歌声の存在感は抜群だ。その後も、ラプンツェル、シンデレラの王子、、、とおとぎ話の登場人物たちが続々と登場。もちろん、話題のオオカミ役のジョニー・デップも登場し、赤ずきんから「こんにちは、オオカミさん」と無邪気に話しかけられ妖しく鋭い目を光らせる。
予告編の後半には、“森”を1人疾走するラプンツェル、なぜか王子から逃げ出したシンデレラが“森”で「こんなはずじゃなかったの…」と意味深な言葉を口にする。さらに、エミリー・ブラント演じるパン屋の妻の「ハッピーエンドが待っているわ」という言葉に対し、魔女(メリル・ストリープ)から発せられたのは「それはどうかしら」と驚愕の否定的な言葉。そう、ディズニーが『イントゥ・ザ・ウッズ』が描くのはハッピーエンドの“その先”に待つもの。予告編においても<人生は“願いが叶ってめでたし、めでたし”では終わらない。>という現代に生きる人々の心に届く、痛烈なメッセージが込められているのだ。

さらに、併せて解禁となったポスタービジュアルには豪華なキャラクター達が集結。魔女を演じるメリル・ストリープはもちろん、「赤ずきん」から赤ずきん(リラ・クロフォード)とオオカミ(ジョニー・デップ)、「シンデレラ」からシンデレラ(アナ・ケンドリック)と王子(クリス・パイン)、「ラプンツェル」からラプンツェル(マッケンジー・マウジー)、「ジャックと豆の木」のジャック(ダニエル・ハトルストーン)と勢ぞろい。予告編と併せて見れば、誰もが知っているおとぎ話の主人公たちの、誰も知らない姿を垣間見ることができるはずだ。

シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…“おとぎ話の主人公たち”のハッピーエンドの“その先”を描く、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。2015年、ディズニーがあなたの予想を鮮やかに裏切る“おとぎの国”へ誘う。

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執筆者

Yasuhiro Togawa