全世界にトラウマを刻み込んだ、超人気パニック・ホラーシリーズ最終章!

 2007年、スペイン映画界が放ったパニック・ホラー『REC/レック』は、バルセロナの古めかしいアパートメントを舞台に、謎のウイルスに脅かされる人々の壮絶なサバイバルをP.O.V.のドキュメンタリー・スタイルで描き、世界中の観客を凍りつかせた。そんなグローバル時代の21世紀における今そこにある危機=“感染”の恐怖を、最もリアルかつダイナミックに映像化してきたシリーズが、待望の最新作『REC/レック4 ワールドエンド』でついに完結の時を迎える。物語は『REC/レック2』のラスト・シーンの直後からスタートし、バルセロナを飛び出して海上の密閉空間へ。そこでの新たな感染パニックは人類存亡の危機さえも予感させ、シリーズ最終章にふさわしい壮大なスケール感をみなぎらせている。世界中に感染パニックのトラウマを刻み込み、拡散&増殖を繰り返してきたシリーズは、はたしてこの最終決戦でいかなる驚愕のエンディングを迎えるのか。

≪予告編内容≫
 この度解禁された予告編では、海に浮かぶ巨大貨物船をウイルスの検疫施設に仕立てるという意表を突いたシチュエーションのもと、船内の迷宮のような構造を生かした緊迫のドラマがノンストップで展開。シリーズ最大の特徴である“逃げ場なき閉塞感”はそのままに、食堂の厨房、機関室、操舵室、甲板といった船内のさまざまな空間で猛威をふるう感染者たちとのチェイス&バトルが圧倒的な迫力で映し出されている。P.O.V.に囚われずに演出の自由度を高めつつ、『REC/レック』『REC/レック2』のフッテージを巧みに挿入し、感染パニックの戦慄を極限まで追求したのは、世界“最恐”監督のひとりとして名を馳せ、本シリーズを世に送り出した鬼才ジャウマ・バラゲロ。4作目の完結編にして初めて単独でメガホンを執り、その並外れた実力を遺憾なく発揮。シリーズ完結編にふさわしい格段にスケールアップした感染者の恐怖、そしてアクション性を増した壮絶なバトルが描かれ、シリーズ終焉への期待感を盛り上げている!

 バルセロナのアパートメントで起こったウイルス流出事件の唯一の生存者、ドキュメンタリー番組のリポーターであるアンヘラは、臨時検疫施設として改造された海上に浮かぶ大型貨物船で目覚めた。そこは、謎のウイルスの研究をする医師リカルテの指揮下にあり、過剰なまでに厳重なセキュリティによって守られていた。医師たちによりベッドに拘束された状態で意識を取り戻したアンヘラは、アパートでの惨劇の記憶を失っていたが、唯一の生存者である彼女をリカルテは保菌者として疑い、この研究施設に隔離していたのだ。身の危険を察知し施設からの脱出を試みるアンヘラは、リカルテへの不審を抱く軍人グスマンと共に船に隠された秘密を探ろうとするが…。そんななか、突如船内でウイルスが拡散する非常事態が勃発。“感染源”との疑いを掛けられたアンヘラはリカルテたちに追われながらも、感染拡大を食い止めるべく凶暴化した感染者たちとの死闘に挑むのだったが……。 アパートでの感染が収束してなお、拡がり続ける感染源の正体とは?彼女が失った記憶の中にあるアパートでの惨劇の真相、そして回収されたビデオテープに残されていた驚愕の真実———。
人類の存亡を懸けた壮絶な最終決戦の先に、今すべてが明かされる。

予告編::http://youtu.be/SUY9Ra-9h2A

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執筆者

Yasuhiro Togawa