『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まるビフォア・シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督最新作にして、最高傑作との呼び声も高い映画『6才のボクが、大人になるまで。』が11月14日(金)より大ヒット公開中です。

この度、賞レース幕開けを告げるニューヨーク映画批評家協会賞受賞作品が12月1日(現地時間)に発表され、本作が作品賞を含む最多3部門を受賞いたしました!!

2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で上映されるやいなや世界を驚かせ、同映画祭でリンクレイター監督に2度目の監督賞(銀熊賞)をもたらした本作は、6歳の少年メイソンとその家族の変遷の物語を、同じ主要キャストで12年に渡り撮り続けた画期的なドラマです。これまでどんな映画作家も試みたことのない斬新な製作スタイルと、歳月の力を借りながら少年の成長の過程を画面に焼き付けていく、みずみずしい作風が高い評価を受け、全米公開前には米映画評集計サイトのRotten Tomatoesで、驚異の高評価100%を獲得。
「21世紀に公開された作品の中でも並外れた傑作の1本」(NYタイムズ)と評される、映画史に残るマスターピースです。

ここ日本でも連日満席の大ヒットを記録している本作は、ニューヨーク映画批評家協会賞において作品賞・監督賞(リチャード・リンクレイター)・助演女優賞(パトリシア・アークエット)の3部門を受賞。アカデミー賞をはじめ、今後も続々と発表される映画賞でノミネート・受賞の期待が高い作品として注目されております。

今後の賞レースにおきましても『6才のボクが、大人になるまで。』に引き続きご注目ください。

★ニューヨーク映画批評家協会賞 受賞部門★
作品賞/監督賞(リチャード・リンクレイター)/助演女優賞(パトリシア・アークエット)

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執筆者

Yasuhiro Togawa