笑顔と涙に溢れ、元気を届ける映画『マンゴーと赤い車椅子』。

人生が、突然、変わってしまった時、どうすれば前を向いて一歩を踏み出せるのだろう? これは「生きる」とは何かを投げかける、ひとりの女性の奮闘と再生の物語。主人公は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった彩夏。彼女はありのままの自分を受け入れる勇気を見出して、赤い車椅子を相棒に、未来へと進み出すことができるだろうか。

主人公・彩夏の葛藤や勇気を車椅子姿で体現するのは、三谷幸喜作・演出の舞台「国民の映画」に抜擢されるなど女優としての活躍が目覚ましい秋元才加。彩夏に身をもって “生きる意味”を教えてくれる車椅子の青年、バンドのボーカリスト・翔太を演じるのは、EXILEパフォーマーのNAOTO。そして認知症の症状が出始めながら、彩夏に元気を取り戻させたい一心で行動する愛に満ちた祖母には三田佳子。ほかに、榎木孝明、愛華みれ、杉田かおる、松金よね子、ベンガル、仁科貴などの演技陣が顔を揃える。監督は、映画『きつね』(83)を手掛け、脚本家としての作品も多い仲倉重郎。自身も突然の車椅子人生となった体験や、取材によるリアリティが感動を支える。

『マンゴーと赤い車椅子』は2015年2月7日(土)よりイオンシネマ板橋・ヒューマントラストシネマ渋谷他全国公開が決定。

予告編::http://youtu.be/oswTs3ce8Lo

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執筆者

Yasuhiro Togawa