気鋭のベストセラー作家・本多孝好氏が手がけた新感覚アクション巨編小説「ストレイヤーズ・クロニクル」を『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督が描き出す映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。鮮烈な映像表現と超実力派俳優たちが高次元の融合を果たし、完全実写映画化され、2015年6月に全国公開となります。

原作となる「ストレイヤーズ・クロニクル」は、2012月4月に「ACT-1」が刊行され、同年10月に「ACT-2」、翌2013年4月に完結編となる「ACT-3」が発表され、デビュー時から「生と死」を主題とした作品が多かった本多孝好氏が、「今までとは違うものを書く」という言葉通り、生まれながらにして特殊能力をもった若者たちの心の動きや、スピード感のあるバトルシーン、更には、挿絵を漫画家の田島昭宇氏が担当するなど、娯楽性を重視した作品となっています。

哀しき宿命を背負う若き異能者たちと、それに立ちはだかる強烈な存在感を魅せる政治家たち。多くの際立ったキャラクターが登場する群像劇を『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー優秀脚本賞を受賞した喜安浩平がフレッシュにまとめあげ、『ヘヴンズストーリー』(第61回ベルリン映画祭国際批評家賞受賞)や『アントキノイノチ』など、国内外から高く評価される瀬々敬久監督がソリッドな演出で描き出します。

キャスト陣には、岡田将生をはじめ、染谷将太や成海璃子など、映画、テレビ、舞台などで活躍を続ける若き実力派が集結。視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男・昴を岡田将生が演じ、自身初となる本格アクションに挑みます。また、車イスでの生活を余儀なくされるも、最凶のウィルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ、昴と敵対する[アゲハ]のリーダー・学を染谷将太が演じ、成海璃子が超聴覚力により昴や仲間たちを窮地から救う沙耶を瑞々しくも丹念に演じます。昴率いるスバルチームには、「仮面ライダーウィザード」で主演を務めた白石隼也や、『渇き。』で衝撃的な役柄に挑んだ清水尋也、本作で映画デビューを果たす瀬戸利樹ら、フレッシュなキャストが名を連ねます。また、学率いるアゲハチームには、『思い出のマーニー』で声優初挑戦ながら見事に演じきった高月彩良や、『桐島、部活辞めるってよ』や「あまちゃん」で類まれな才能を発揮している松岡茉優、更に、『クローズ EXPLODE』 でハードなアクションに挑んだ?俊太郎、「劇団EXILE」のメンバー鈴木伸之、そして、テレビドラマや映画、CMなど活動の幅を広げる若き新鋭黒島結菜ら、若手実力派が集結しました。若手俳優と相まみえるベテラン勢で、本作の鍵を握る衆議院議員外務副大臣・渡瀬を伊原剛志が担い、石橋蓮司、豊原功補が渋みのあるアクションを披露します。

極限を超えた能力≪ハイパーエクストリーム≫ VS 遺伝子操作による異種混合能力≪ハイブリッドアブノーマル≫ VS 暗躍する政治家たちの野望≪ダークポリティクス≫ 三つ巴の戦いの行方はいったい!?

予告編::http://youtu.be/YiyZVUTvA_4

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執筆者

Yasuhiro Togawa