1988年以降、コミック・ビデオグラム・映画・小説など先駆的にメディアミックス展開を繰り広げ、世代を超えた多く のファンを獲得し、アニメ史に残る空前の大ヒットを記録した『機動警察パトレイバー』シリーズ。 その誕生から約四半世紀、アニメシリーズでも監督を務めた押井 守を総監督に迎え、登場人物も世代交代した完全オリジナル新作のプロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー』が始動!!全長約8mもの実物大98式イングラムやレイバードック併設の二課棟までをも完全実体化!4月よりシリーズ12話を劇場上映用にシリーズ全7章として構成し、全国にて順次上映を開始。2015年GWの長編劇場版の全国拡大公開に至る驚異のビッグプロジェクトとして幕を開ける!!

いよいよシリーズクライマックスとなる「第7章」。長編版への布石ともなるエピソード12「大いなる遺産」はシリーズ中、最もシリアスな作品となり、その雰囲気を全面に出したポスタービジュアルが解禁となります!長編版の主役となる隊長の後藤田継次(筧 利夫)とイングラムを中心に、不穏な雰囲気に包まれた背景には長編版の鍵となる言葉があしらわれている。「特車二課解体」、「ベイブリッジ爆撃」とただならぬ言葉もさることながら、『機動警察パトレイバー2theMovie』でも鍵となった人物「柘植行人」の名前、同作品で出現した飛行船に書かれていた文字「Ultima Ratio.」、荒川茂樹(竹中直人)のセリフに出てきた「正義の戦争」、「偽りの平和」。そして過去になったはずの「幻のクーデター」。それもそのはず、この7章は押井守監督本人により描かれる『パト2』の後日譚となっているのです。今までになくハードな内容で、かつ来年GW公開の長編版への大きな布石となっております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa