国民的作家、井上ひさしが晩年11年をかけて紡いだ時代小説「東慶寺花だより」を原案に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督が初めて時代劇に挑戦した映画『駆込み女と駆出し男』。
江戸時代の駆込寺である東慶寺を舞台に、離縁を願う女たちの手助けをする駆け出しの医者で戯作者見習いの男と、さまざまな事情を抱えて駆込んでくる女たちの織り成す人情エンタテインメントです。

主演は大泉洋。駆込み女に戸田恵梨香、満島ひかりというヒロインを迎え、樹木希林、堤真一、山?努ら日本を代表する俳優たちが集結いたしました。

時は江戸時代。鎌倉に建つ東慶寺は幕府公認の駆込み寺。離縁を求める女たちの最後の砦である。但し、駆込めばすぐに入れるわけじゃない。御用宿と呼ばれるところで、聞き取り調査が行われるのだ。戯作者に憧れる駆出しの医者で御用宿・柏屋の居候である信次郎は、柏屋の主、源兵衛とともに、男と女のもつれた愛の糸を解き、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けすることに。笑って泣けてタメになる人情エンタテインメント!

特報::http://youtu.be/xFidRPhNOD4

<登場人物>
中村信次郎(大泉洋)
医者見習いで戯作者志望のどっちつかず。東慶寺門前に建つ御用宿の主人、源兵衛と共に駆け込み女たちの人生のリセットをお手伝い。

駆け込み女<じょご>(戸田恵梨香) 
顔にやけどの痣を持つ鉄練りの達人。ろくでもない放蕩三昧の亭主に愛想をつかし東慶寺に駆け込むも、復縁を懇願する亭主に心は揺れる。

駆け込み女<お吟>(満島ひかり)
惚れて惚れて惚れぬいた男の元から何故か離れて、東慶寺に駆け込んだ。さてその訳とは・・・?

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53047

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa