11月29日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開される『クロッシング・ウォー決断の瞬間(とき)』のイベントが決定いたしました。自分の兄が殺された土地アフガニスタンのドイツ駐留部隊に赴任した将校イェスパー。彼の任務はタリバン兵から、一般市民が住む村を守ること。しかし、行動は制限されその使命を全うすることができず、肝心の村人とも打ち解けることができない。

そんなドイツ部隊と村人とをつなぐ役目を担う通訳タリクが、反タリバンであると命を狙われることに。戦争という極限状態において、人としての良心か、軍隊の規律かで葛藤するイェスパーが決断した行動により、事態は思わぬ展開を迎える。

「「アフガニスタンに駐留している、ドイツ軍の現状を描きたかった」とアラダグ監督が述べるように、ドイツ軍の協力を得て描かれた本作は、今年日本国会で可決された集団的自衛権を行使する日本の自衛隊の姿を想起させる。

現代日本の問題に鋭くメスを入れる気鋭のジャーナリスト上杉隆氏、自衛隊護衛艦を何度も見学に行くまでする行動派若手言論人で神話アーティスト吉木誉絵氏が、戦争映画として本作品を語りつくします。司会は、軍事ジャーナリスト、作家である桜木美佐氏が決定しております。

上杉隆氏[ジャーナリスト]×吉木誉絵氏[ジャーナリスト・神話アーティストル佐久弥レイ]
       司会:桜木美佐氏[軍事ジャーナリスト、作家]
   『クロッシング・ウォー 決断の瞬間(とき)』初日トークイベント
日時■ 11月29日(土) (レイトショー上映前)
場所■ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷1-23-16ココチビル7・8F)
※本編上映前にて開催

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa