バブル期に企画され、6万に及ぶ総作画枚数と5年の歳月をかけて制作されながらも、製作費の超過やバブル崩壊などもあり、アニメファンの多くはもちろん業界関係者でさえもがほとんど作品に触れる機会に恵まれず“幻”の作品となっていた『ちびねこトムの大冒険』。

「serial experiments lain」などで知られ昨年逝去された鬼才・中村隆太郎監督のこのデビュー作が、製作にも協力したSU企画の杉田社長と明石光弘氏が中心となって5年前から再開された上映に向けての活動を経て、いよいよ22年目の2014年、晴れて“初”のロードショーが実現します。
長い年月をかけて丁寧に書き綴られた、中村監督を始めとする錚々たるスタッフのメッセージを、暖かみのある手描きのセルアニメを堪能して下さい。

『ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち』

12/20(土)〜1/5(月)
14:30/16:30/20:00
※12/29(月)〜1/1(木・祝)は休映

1/7(水)〜1/18(金)
(14:30)/16:30
※カッコ内は土日祝日のみ
※平日火曜日は定休

<料金>
当日一般1,300円 大学・専門・シニア1,100円
中高1,000円 小学生700円

【親子割引あります!】
どんな組み合わせでも大人1名+子ども1名で1,800円 ※子ども1名追加につき+600円
世田谷区在住の親子は更にお得!(世田谷親子割)
大人1名+子ども1名で1,500円 ※子ども1名追加につき+500円

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執筆者

Yasuhiro Togawa