このたび、『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』のポン・ジュノがプロデュース、『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボの監督デビュー作「海霧(ヘム)」の邦題が『海にかかる霧』に決定、2015年4月にTOHOシネマズ新宿他全国公開する運びとなりました。

2001年に実際に起こった「テチャン号事件」をベースにした舞台「海霧(ヘム)」を映画化した
本作は、韓国本国で、公開から6日間で100万人を超える観客動員を記録して大ヒット。多くの競合作を抑えて2015年米アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表にも選出された話題作です。
主演は、本作で本格的スクリーンデビューを飾る、人気グループJYJのメンバーであり、テレビドラマ「会いたい」等で俳優としても活躍し、日本でも爆発的人気を誇る韓国のスター、パク・ユチョン。ナ・ホンジン監督の『チェイサー』(09)や『哀しき獣』(10)など、これまで数々の作品で、その鬼気迫る演技力と圧倒的な存在感を放ち、名実ともに韓国を代表する俳優となったキム・ユンソク。

 2003年の韓国興行収入第1位を記録し、国内外から高い評価を得た『殺人の追憶』のコンビが仕掛ける極上のサスペンスがいよいよ日本に上陸します。

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執筆者

Yasuhiro Togawa