日活/東宝東和配給にて11月21日(金)より公開となります、『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作にして2013年中国映画興行記録1位のメガヒット作!作品は誰もが知っている、あの「西遊記」の始まりの物語である『西遊記〜はじまりのはじまり〜』(原題:『西游 降魔篇』)。
本作は、シンチー監督が、「西遊記」を題材にし、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーを生み出し、ありえねー!映像で贈る妖怪娯楽エンターテイメントです。そして、本作は日活と東宝東和がタッグを組んでハイクオリティなアジア映画を日本に届ける「GOLDEN ASIA」レーベルの記念すべき第一作目ということで早くも話題沸騰中です! 

この度、「ドラゴンボール」原作者の鳥山明さんが描き下した、本作に登場する“孫悟空”のイラストビジュアルが到着しましたのでご案内いたします。
鳥山明さんは、今まで漫画家としての活動の他に、デザイナーとしてゲーム・キャラクターや車のデザイン、CDジャケットのデザインなど幅広く多数手がけていますが、今回、自身の作品ではない映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』で“孫悟空”のイラストを描き下ろして頂く運びとなりました。このように作品をご覧になり、コメントの寄稿だけでなく映画のキャラクターをイラストとして描き下ろすことは、とても異例で、初めてのこととなります!
なお、本ビジュアルは、11月10日(月)より交通広告として使用される予定です。

<描き下ろしイラストビジュアルについて>

本イラストは、「ドラゴンボール」の原作者で知られる漫画家、鳥山明さんによる孫悟空のイラストとの広告用コラボデザインになります。

今年7月に行われたチャウ・シンチー監督の来日会見で、孫悟空のキャラクターについて「孫悟空が最初は人のような感じで、次に小柄な猿になり、最後に大型のゴリラのように姿を変えていく様子は『ドラゴンボール』の影響が大きい」と監督自らが語っておりました。そこで、今回、鳥山明さんに一足早く『西遊記〜はじまりのはじまり〜』をご鑑賞して頂いたところ「予想と常識の壁をはるかに超えてみせる銀河系最強のおもしろさ!!久々に完璧な娯楽映画を観ました!些細な部分など、どうでもいいと思わせる強烈なエネルギー!マジとギャグの見事な使い分け!堂々とした安っぽさの演出!計算されたストーリー展開!これこそがボクの理想とする娯楽映画の最高峰であります!」と大絶賛!!!

早速、監督から鳥山さんへ熱烈なレターを送り、この度、実現の運びとなりました。
シンチー監督が送った手紙は、“先生にあのように評価していただき心より光栄に思っています。ずっと先生の作品を愛読させていただいており、先生の手で本作品「西遊記」のイラストを描いていただければこれ以上の幸せはない!”というような熱いメッセージが込められた内容になります。まさに才能あふれる2人のクリエイターのお互いの強いリスペクトの思いが、この奇跡の実現を産む形となりました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa