台湾の「國道新建工程局」職員として、長年航空写真を撮り続けてきたチー・ポーリン監督が、全編空撮で台湾の今を見つめたドキュメンタリー。
台湾のドキュメンタリー映画史上最高の製作費3億3,500万円を投入し、全編空撮といういまだかつてない手法を用いた本作。台湾公開時には、上映後もお客さんが立ち上がらない、3ヶ月以上のロングランを続けたことで話題となりました。

カメラは、山・海・田園など美しい島の自然を捉える一方、工場の煙突からもくもくと噴き出る白煙や、工場排水によって異常な色に染まった河川をも映し出します。

製作総指揮:ホウ・シャオシェン(悲情城市)、音楽:リッキー・ホー『セデック・バレ』、中国語版ナレーション:ウー・ニエンジェン(ヤンヤン 夏の想い出)、日本語案ナレーション:西島秀俊。
台湾でミラクル大ヒットの話題作!

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執筆者

Yasuhiro Togawa