グラミー賞のノミネート経験もあり日本では”ネズミDJ“の名で呼ばれる、エレクトロニック・ミュージック・シーンの第一人者で、しばしば物議を醸す発言で常に話題を集めるカナダ人トラックメイカーDeadmau5(デッドマウス)ことジョエル・ジマーマン (Joel Zimmerman)。本作で「DJ」として、11月21日(金)公開の『ランナーランナー』で映画初出演をしていることが分かった。出演は、ベン・アフレック演じるカジノ王ブロックの豪勢なパーティ会場で屋外ライブを行うシーン。

ブロックのカジノの詐欺行為に怒り、彼のもとに談判に乗り込んだ主人公リッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)が目の当たりにするのが彼のライブだ。これをきっかけに“ニュー・アメリカンドリーム”を夢見る若者リッチーは、ギャンブルの世界に足を踏み入れることに。ライブ時には巨大なキューブ型ステージを組み立ててプレイすることが知られているDeadmau5だが、本編内でも彼のパフォーマンスは健在。ブースの内側も観られるという。逆転に次ぐ逆転劇『ランナーランナー』だが、是非とも映画館でその引き金となる彼の音楽も楽しんでもらいたい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa