WOWOWが手がける国際共同制作プロジェクト作品で、アメリカを代表する文芸誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」の50年の歴史と半世紀にわたって貫かれた編集者の信念、そして、次の50年に向かって前進していく姿を描いたドキュメンタリーが10月25日に第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映される。
この文芸誌は、マーティン・スコセッシ自身も創刊当初からの定期購読者であり、アメリカの知識層が愛読していると言われる老舗雑誌で、書評の枠を超え、編集者のロバート・シルヴァーズが興味を持つ題材を取り上げてきており、他の雑誌や新聞の論調に流されず、“真実”を発信する雑誌として定評がある。

この作品の上映終了後に、放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんとジャーナリストの山路徹さんを招き、ミニトークショーを実施することが決定した。作品を通して描かれた“真実”を発信するということ、“ジャーナリズム”について、映像制作プロデュースや現地取材を重ねている経験を基に、お二人が熱く語ります!

「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦」
10月25日(土)17:45より TOHOシネマズ六本木ヒルズにて上映
チケットはこちらから ⇒ http://2014.tiff-jp.net/ja/ticket/

<作品概要>
「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦」
マーティン・スコセッシ自身も創刊当初からの定期購読者であり、アメリカの知識層が愛読していると言われる老舗雑誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」。1963年に創刊。書評の枠を超え、編集者のロバート・シルヴァーズが興味を持つ題材を取り上げてきており、他の雑誌や新聞の論調に流されず、“真実”を発信する雑誌として定評がある。名だたる文豪が寄稿してきた創刊50周年を迎えたこの雑誌の魅力を、ゴア・ヴィダル、スーザン・ソンタグ、ノーマン・メイラーなどの文化的アイコンの過去インタビュー映像とともに描く。そして、歴代の編集者や今なおエネルギッシュな名物編集長の50年の挑戦に迫る。本作品は、アメリカの大手ケーブルテレビ局HBOとイギリスの公共放送局BBC、WOWOWとの共同で制作されている。日本上映版として、渡辺謙がナレーターを務めている。
<監督>マーティン・スコセッシ/デヴィッド・テデスキ
<ナレーター> 渡辺謙 
<製作国> 日本、アメリカ、イギリス/97分
なおこの作品は、WOWOWにてプレミア放送も決定してる。
12月13日(土)13:00 WOWOWプライムにて
詳しくは、WOWOWオリジナルドキュメンタリーHP wowow.bs/od

執筆者

Yasuhiro Togawa