三鷹市にかつてのような常設映画館を作ろうという目標を掲げ、2010年より三鷹市の第三セクター (株)まちづくり三鷹と 市民ボランティア有志との協働で始まった三鷹コミュニティシネマ映画祭。今年で第5回目の節目を迎えました。
今年は、宮崎駿監督とともに日本アニメーション界を支える巨匠・高畑勲監督特集に、10代を三鷹で過ごした世界的女優・渡辺真起子特集を開催!
そして高畑勲監督、渡辺真起子さんも来場することが決定いたしました。 さらに、若き宮崎駿と高畑勲監督が所属した東映動画作品を500円で上映する「午前十時半のワンコイン映画祭」の開催や、35mmフィルムでの日本上映は今年で最後になる名作『天井桟敷の人々』を特別上映など、盛り沢山な内容で開催いたします。

【開催日時】 11月22日(土) 〜24日(月・振休)
【場所】三鷹産業プラザ7階特設会場(東京都三鷹市下連雀3-38-4)
【上映ラインナップ】

■「午前十時半のワンコイン映画祭/傑作アニメーション特集」
(平成26年度文化庁優秀映画鑑賞推進事業) 

いまや日本が世界に誇るアニメーション映画の土台を作った東映動画! 
若き高畑勲、宮崎駿らが活躍していたその東映動画の名作の数々を
たったのワンコインで上映!!
11/22(土)午前 『西遊記』 
11/23(日)午前 『太陽の王子 ホルスの大冒険』
11/24(月・振休)午前 『長靴をはいた猫』

■【三鷹オスカー、一日だけ復活!! 第6弾】
全世界映画史上 燦然と輝く金字塔!『天井桟敷の人々』上映
三鷹駅南口にあった伝説の名画座、三鷹オスカー! 
同劇場の元番組編成、鶴田浩司氏が今回選んだのは、 
35mmフィルムで観られる最後のチャンスの名作中の名作!
11/22(土)午後 『天井桟敷の人々』

■日本アニメーション界の巨匠「高畑勲監督特集」
宮崎駿監督とともに日本アニメーション界を背負う巨匠・高畑勲監督! 
高畑監督の代表作といわれる『火垂るの墓』とともに
最新大作『かぐや姫の物語』をブルーレイ&DVD発売前に堂々上映!! 
11/23(日)午後 『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』
高畑勲監督トークショー

■【三鷹の映画人Vol.3】「女優 渡辺真起子特集」
カンヌ国際映画祭、ロカルノ国際映画祭、アジア太平洋映画祭ほかで出演作や演技に対し輝かしい賞を獲得してきた女優・渡辺真起子。
10代を三鷹で過ごした彼女が代表作とともに今、帰ってきます!
11/24(月・振休)『愛の予感』『チチを撮りに』
渡辺真起子さんトークショー

主催:株式会社まちづくり三鷹/三鷹コミュニティシネマ映画祭実行委員会/
(優秀映画鑑賞推進事業)文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンター
後援:三鷹市/三鷹商工会/三鷹市商店会連合会
協賛:株式会社文伸/(優秀映画鑑賞推進事業)松竹ブロードキャスティング株式会社
協力:特定非営利活動法人みたか都市観光協会/ローソンHMVエンタテイメント/
鶴田浩司氏(元三鷹オスカー番組編成・映画評論家)/鶴田法男氏(映画監督)/
(優秀映画鑑賞推進事業)株式会社オーエムシー

◆チケット料金(税込)
●平成26年度文化庁優秀映画鑑賞推進事業
  「午前十時半のワンコイン映画祭/傑作アニメーション特集」
   11月22日(土)『西遊記』
   11月23日(日)『太陽の王子ホルスの大冒険』
11月24日(月・振休)『長靴をはいた猫』
□1作品 前売券・当日券とも 大人500円(税込)
4歳〜高校生 300円(税込)/3歳以下・無料(保護者と同席でお願いします)

●三鷹オスカー 一日だけ、復活!! 第6弾「全世界映画史上 燦然と輝く金字塔!」
11月22日(土)『天井桟敷の人々』
□前売券 1作品券 1,300円(税込)
□当日券 1作品券 1,500円(税込)

●日本アニメーション界の巨匠「高畑勲監督特集」
11月23日(日)『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』トークショー含む
□前売券 2作品券(二本立て) 2,000円(税込) 
□当日券 2作品券(二本立て) 2,500円(税込)

●三鷹の映画人vol.2「女優 渡辺真起子特集」
11月24日(月・振休)『愛の予感』『チチを撮りに』トークショー含む
□前売券 2作品券(二本立て)1,500円(税込) 
□当日券 2作品券(二本立て)2,000円(税込)
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【前売券販売開始】
平成26年10月20日(月)より

【前売券販売所】
株式会社まちづくり三鷹、みたか観光案内所、ローソンおよびミニストップ、
映画祭専用WEBサイト(http://cinema.mall.mitaka.ne.jp/

【三鷹コミュニティシネマ映画祭とは】
「映画」は、人々の生活にうるおいを与えます。そして、映画のような文化・娯楽には人が集まってきます。
三鷹市にはかつて「三鷹オスカー」という名画座がありました。しかし、1990年に閉館した後、映画館がありません。「ゆくゆくは、小さくてもいいから常設の映画館がほしい」と集まった市民有志と、映画の持つ魅力を商業の活性化、まちの活性化に活用したい三鷹市の第三セクター 株式会社まちづくり三鷹が協働で実行委員会を組織しました。有識者として、三鷹オスカー元番組編成の鶴田浩司さん、そして弟の映画監督 鶴田法男監督を迎え、年一回手作りの映画祭を企画し、開催しています。
昨年2013年には、映画館のデジタル化に逆行した形で、使われなくなった35 mmフィルム映写機を購入し、映写技師のメンバーを中心に自分たちで映写しています。スタッフは映画好きのボランティア。
会場も会議室にパイプ椅子を並べて、地元の飲食店のつまみやビールを飲みながら映画を楽しむというアットホームな映画祭です。

その他詳細は、映画祭WEBサイト http://cinema.mall.mitaka.ne.jp/ をご覧ください。
 

執筆者

Yasuhiro Togawa