短編映画と音楽の“出会い”を体験する2週間

この度、映画・映像・CMを精力的に製作している映画製作会社「アドウェイズ・ピクチャーズ」が提供するイベント上映『映画と音楽の出会い』の開催が決定し、11月7日より2週間、お台場メディアージュほか全国順次開催する運びとなりました。

今回のイベント上映のコンセプトは「短編映画と音楽のコラボレーション」。映画と音楽のライブをセットに考えた短編映画や、音楽やミュージシャンからインスパイアされた物語作りといった試みが行われ、まさに“映画と音楽の出会い”をコンセプトに製作された短編映画8本をラインナップ。

 今回上映される8作品は、大きく分けて二つのショートフィルム企画から構成されます。映画とライブ音楽の融合を目指した「SHORT MOVIE CRASH(ショート・ムービー・クラッシュ)」では、映画の上映とともに、主題歌を担当したアーティストによる生ライブを披露、スクリーンの映像と生ライブが劇場でリンクする<ライブ型短編映画>。 もうひとつの「Short Trial Project(ショート・トライアル・プロジェクト)」では、新たな若手監督、俳優の発掘を目指し、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014のミュージックShort部門にノミネートされた<新しい才能が輝く映画>。

前者の「SHORT MOVIE CRASH(ショート・ムービー・クラッシュ)」では、映画『鈴木先生』『ルームメイト』、ドラマ「Woman」「家族狩り」などに主題歌が起用されているカリスマ的な人気を誇るロックバンド andropや、18歳の若手シンガーソングライターとして人気急上昇中の新山詩織が参加します。バラエティに富んだアーティストによる生ライブを映画上映前後に披露。連日に渡り、ここまで映画と音楽のコラボレーションを実現させるのは本企画だけです。
そして、上記の二つのプロジェクトが融合した短編『平穏な日々、奇蹟の陽』は、世界各国の映画祭での上映を経て日本での凱旋公開が決定。主演は、映画やドラマそして舞台で大活躍中の、今最も輝く若手女優 有村架純、そして、主題歌を担当したandropと共に、初日の舞台挨拶にも登壇します。その他、『TOKYO TRAIBE』(監督:園子温)でヒロインに抜擢された清野菜名や、笑福亭鶴瓶の息子で、ミュージシャン、俳優として活躍中の駿河太郎など、若手俳優陣の演技にも注目が集まります。
 映画と音楽、そして若いアーティストや俳優が集まり、新しくて、みずみずしい短編映画を作りました。観客の皆さんにも、こうした体験を通して「新たな出会い」が待っていますー。

■androp メッセージ
「物語を初めて観させて頂いたとき、胸の奥から熱い想いが込み上げてきました。側にいる大切な人や心の中にいる大切な人、不確定な未来を歩んでいく上で暗闇を照らしてくれる存在である『光』をイメージしながら、作品を通して共感することや考えさせられる部分を歌詞にしました。映画を見終わった後も暖かな光が差し込むような曲にしたいと思いながら作った曲です。普段の生活の中でも心がうなだれるような酷いニュースが飛び交い、生きて行くことに足を止めてしまいたくなる時代だけれど、それでもしっかり自分の足で前に進んで行くことができるよう、自分を信じて生きて欲しい。当たり前に訪れている日々が何にも変えられない日々であるということも忘れないように。そんな想いを曲に込めました。この素晴らしい映画を通じて、僕らの曲が作品や作品を観て頂いた方に暖かな光を加えられたら嬉しいです。」

■新山詩織 メッセージ
「今回このSHORT MOVIE CRASHの「寄り添う」に参加出来、本当に嬉しいです。誰にでもあるようで、でも10代にしか感じない切なさ、些細な不安とか迷いとか、つんと触れたら壊れてしまいそうな心とか、沢山あると想います。そんなやり切れない気持ちでいる自分や場所から逃げ出したい。でもどんなに目を閉じても、自分が過ごしている日常はここにある。ここにしかない。そんな想いを私なりにこの物語の主人公、加奈子の心に重ねて詞を書きメロディーをつけました。沢山の人達が、自分自身、そして誰かに寄り添いながら生きているんじゃないかと想います。「寄り添う」ということがどんなに切なくて優しくて素敵なことか、ぜひ皆さんにこのshort movieを通じて感じて欲しいです。」

■イベント上映タイトル:「映画と音楽の出会い」
■会期:2014年11月7日(金)〜20日(木)19:00より1回上映
■会場:お台場シネマメディアージュ
■企画・製作・提供:アドウェイズ・ピクチャーズ
■公式サイト:http://smcstp.com/

執筆者

Yasuhiro Togawa