5回目の結婚記念日に突如、姿を消した美しい妻エイミー。一体、彼女に何が起きたのか—

『セブン』、『ドラゴン・タトゥーの女』など独創的な映像表現と力強いストーリーテリングで世界中の映画ファンを虜にしてきた映画界の鬼才デヴィッド・フィンチャーの最新作『ゴーン・ガール』が12月12日(金)に公開となる。全米では10月3日(金)より公開され、フィンチャー監督作品において、過去最高のオープニング記録で、全米第1位の大ヒットスタートを切り、同時に公開された世界39ヶ国でも大ヒットしている。この度、本作のただならぬ緊張感が貫かれた特別映像が解禁となった。

結婚5周年の記念日。誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニックとエイミーの夫婦の日常が破綻する。エイミーが突然姿を消したのだ。部屋は荒らされ、キッチンには争った跡が残る。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、当然のごとくニックにも捜査の手が及ぶ。到着した映像では、エイミーが失踪してから、3時間後、6時間後・・・と60秒という短い尺の中で時間を追って展開していく。そこに描きだされるのは、次々に明らかになる不可解な事実。ニックの隠された私生活が暴走するメディアによって暴かれていき、窮地に立たされたニックは弁護士を雇い、無責任に拡散するSNSや彼を犯人と決め付ける世論への対応を図る。一方エイミーが遺した宝探しのヒントの中に、彼女が書き溜めていた日記があった。誰よりも長い時間を一緒に過ごしてきたパートナーの知られざる秘密が次々と暴かれていく。

フィンチャー監督の鋭く研ぎ澄まされた演出が現代の幸福な結婚生活の輪郭を大きく歪ませ、夫婦の不協和音はやがてスクリーンのこちら側にも問いかけてくる。「あなたは、愛する伴侶のことをどれだけ知っていますか?」偽装されたイメージの上に築いた不確かな結婚生活や社会生活を送っているように見える夫のニックを演じたベン・アフレックは「ニックとの接点を見つけて役になりきった。彼はごく普通の男という設定だ。良い人になろうとしているが、うまくいく時もあれば、失敗することもある。だから人から妻を殺したと考えられてしまうんだ」と自身の演じた役柄について分析する。一方で、妻のエイミーを演じたロザムンド・パイクもまた「エイミーは、驚かせてくれるキャラクターよ。この映画で私が見せるものが、何か新しいものであることを望んでいるわ」と含みを持たせる。

先日開催されたニューヨーク映画祭のオープニング作品として行われたプレミア上映で、異例の追加上映の措置が取られ、早くもアカデミー賞の本命に名乗りを上げ、話題となっている本作。鬼才デヴィッド・フィンチャーが仕掛ける衝撃の展開にあなたは耐えられるか—

特別映像/TIME::http://youtu.be/NSau6wXuOCw

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52812

執筆者

Yasuhiro Togawa