9月27日(土)から公開されている映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』は、登山者の5人に2人が命を落としている、世界で最も危険な山“キラー・マウンテン”と言われるアンナプルナへ、一人の男を救うために命の危険をかえりみず集結した登山家たちのその後を追ったロードムービーだ。

実在の事件をたどったこの“ノンフィクション映画”に登場する世界各国のアルピニストたちのカッコいい言葉の数々に感動が広がり、行楽シーズンの真っ只中上映もヒットしている。
そしていま、さらなる注目を浴びているのが、公式ツイッターで公募した、“生きることを感じる”写真キャンペーンに投稿された写真たちだ。この映画には、ICI石井スポーツグループ、IWATANI-PRIMUS、好日山荘、THE NORTH FACE、SUUNTO、BEAMS、Marmot、MAOUNTAIN HARDWEARMAMMUT(50音順)など、日本で人気を博すアウトドアブランド、ファッションブランドも共感の声を上げ、映画の支援に関わっていることから、提供された豪華賞品もアウトドアファンを中心に話題を呼び、連日多くの写真投稿が公式ツイッター上に現れた。

なんと、その写真のクオリティが素晴らしく、写真展でもなかなかお目にかかれないような国内外のベストショットがこれでもかと投稿されているのだ! 配給会社によると「最終的にブランドの皆様の賞を決めていただくにあたり、あまりにも素晴らしい写真が多く、選考が大変でした」とのこと。一番最初に発表されたのはパタゴニア賞に輝いた写真【ノルウェー】だ。高い岩の上に寝そべる人物を遠景で映した写真は、まるでハリウッド映画のワンシーンのよう。選考者であるパタゴニア日本支社マーケティング部の山崎さんは「登攀の困難さと同時に人間のユーモアを感じさせる非常に想像力をかきたてる写真に惹きつけられました。自然のもつスケールの大きさにも圧倒されました」と絶賛のコメントを寄せている。好日山荘賞として【吹雪の翌朝  鹿島槍東尾根 アラ沢の頭付近】を選出した選考者の好日山荘登山学校の加藤さんは「今から登るぞ!というみなぎる意気込みが感じられる一枚」と選考理由を述べている。続MAMMUT賞に選ばれたのは【支笏湖にて】。この後も続々と各賞が発表される。まさにネット上の写真展と化している『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』のツイッターに集まった圧巻の写真たちはアウトドアのプロたちも唸らせる傑作揃い! ぜひご注目を!

公式ツイッター https://twitter.com/7400movie

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執筆者

Yasuhiro Togawa