映画『神さまの言うとおり』超豪華アフレコ声優陣発表!&予告編イメージソングはクイーンの名曲に決定!
三池崇史×福士蒼汰初タッグ、急速な売り上げを続ける原作コミック(270万部突破)、さらには第9回ローマ国際映画祭コンペティション部門出品決定と、完成前にして早くも話題沸騰の映画「神さまの言うとおり」(11/15全国東宝系公開)。退屈な日常を送る高校生たちを死のゲームに誘うのは、ダルマにコケシにまねき猫…?前代未聞の展開に一切が予測不能な本作ですが、この度、そんな可愛くも不気味なキャラクター達の超豪華アフレコ声優陣が発表となりました!
「だーるーまーさー…んが転んだッ!!」突如高校の教室に現れ“だるまさんが転んだ”を開始。動いてしまった生徒の首を容赦なく弾き飛ばす恐怖のダルマには、関西お笑い界の柱的存在・トミーズ雅!「お背中かいーの。もっともっとかいて欲しいにゃ〜」正真正銘“猫なで声”で甘えながら、生徒たちを無慈悲に丸呑みするツンデレまねき猫には、本格派女優としての活躍もめざましい前田敦子!「カ〜ゴメカゴメ、後ろの正面だ〜あれ」間違えれば即、死亡!?殺しを楽しむサイコパスなコケシたちには、リアクション芸の神さま・ダチョウ倶楽部!「どーも、純白が大好きで〜す、嘘つきは大嫌〜い」スノーボードで現れ軽いノリで生徒を圧殺、狂気のシロクマには、日本映画界を代表する名俳優・山?努!さらにマトリョーシカ役にはドラえもんの水田わさびと、巷で大人気「妖怪ウォッチ」ジバニャンの小桜エツコで、2大スターがまさかの共演!三池監督の「皆さん各分野のNo.1の方々。だけどこんな組み合わせは今まで見たことない(笑)」という言葉のとおり、物語同様あまりにも予測不能でバラエティに富んだ声優陣となっています!
トミーズ雅は映画での声優は初挑戦。監督曰く「やる度にどんどん上手くなっていった」。本人は「関西では『坊さんが屁をこいた』と言うので『だるまさんが転んだ』なんて初めて口にしましたよ」と言いながらも「(ダルマを指さし)顔、僕もこんな感じでしょ、愛着湧きましたよ」との言葉通り、アフレコ終了後には「すっかりダルマになりきった。死ぬまで残しておきたい映像のひとつになった」と、自身のダルマっぷりに納得の様子だった。
前田敦子は、アフレコ声優初挑戦。関西弁のセリフも初めてで「難しかった」とのことだが、監督は「歌手をやられているだけあって、やっぱり声がいい。声の出し方がしっかりしていて、声に気持ちを乗せるのが抜群に上手い」とべた褒め。自身が演じた招き猫について前田は「ツンデレなところがあるので、ちゃんと声だけでツンデレにアプローチできたか不安です。でも前田敦子最大限の甘えを出せたと思います(笑)」と照れ笑い。
ダチョウ倶楽部も3人揃って役柄を得ての声優は初めて。肥後、上島は「寂しいよ〜」と嘆く寺門演じたコケシのキャラクターが、寺門にぴったりだと大喜び。これに対し寺門は「キャラクターが自分に近いので作らずに臨んだのが良かったのかもしれないです…。自分の寂しいキャラが自然と声ににじみ出てしまうのですね…(笑)。」と語る表情までもが寂しげ。一方で監督は「みんな仲がよさそうだった。楽しみながらも集中していて、やっぱり、プロなんでしょうね」と感心しきりだった。アフレコスタジオでもテレビで見せている姿と全く同じの3人。それぞれのありのままのキャラクターが、丸ごとコケシたちに乗り移っていた。
山?努も声優初挑戦。アフレコすらほとんど経験がないという大御所ベテラン映画俳優だが、アフレコ後には「本当に楽しんでアフレコすることが出来て、最高でーす!このシロクマのキャラクターも大好きでーす!」と陽気なコメントを残すほど、アフレコ収録を心底楽しんでいる様子だった。監督も「シロクマはすごいキャラクターになると思いますよ。録りながら僕も笑っちゃいましたもん(笑)コワモテだけど優しい。山?さんそのものなんじゃないでしょうか」と笑いが止まらなかった。
可愛いキャラクターたちが衝撃的な殺戮を繰り返すというバイオレンス×コミカルの禁断の融合——。その最後のピースとも言うべきアフレコ声優陣が遂に明らかになり、主演の福士蒼汰も「迫力、面白さ、本当にすごいです!これはもう見るしかない映画が出来上がりました!自分もかなりテンションがあがっています。是非、”声”にも注目してみて下さい!」と興奮のコメントを寄せています。
さらに、この度本作「神さまの言うとおり」予告編に使用されるイメージソングが、クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」に決定しました!「ボヘミアン・ラプソディ」が邦画の公式イメージソングに使用されるのは史上初めてのことです。ボヘミアン・ラプソディが使用された本作の予告編を観ることができるのは劇場のみです。10/11(土)より「神さまの言うとおり」上映劇場にて解禁となります。バラード・オペラ・ハードロックが絶妙に織り交ぜられたクイーン屈指の傑作楽曲が、究極の恐怖と笑いを凝縮した新感覚エンターテインメント「神さまの言うとおり」予告映像を彩っており、こちらも大注目です!
≪映画公式サイト≫http://darumasanga.com/
★トミーズ雅コメント
声優というのは初めの経験で、すっかりダルマになりきって、アフレコではものすごい大声を出しました。もっと小さい声でもいいのかなと思ってたんやけど、役柄的にやっぱり迫力出さなあかんから。「だるまさんが転んだ」なんて生まれて初めて言いました。関西では「坊さんが屁をこいた」ですから(笑)。でも死ぬまで言わないはずだった「だるまさんが転んだ」が言えて、新鮮でした。僕はダルマの役だったんですけど、すっかりダルマになりきりましたね。僕の顔もこんな感じでしょ?イケメンだったら無理でしたよ(笑)ぴったりじゃないですか。愛着が湧いてしまいましたよ。でもオファーを受けたときは最初ドッキリかと思いました。声優の役など来るはずないと思ってましたから。フリートークの仕事が多いので、こういう風にちゃんと“作品”として、きちっとやらなきゃいけない仕事はあまりないんですよ。死ぬまで残しておきたい映像のひとつになりましたね。三池監督は雰囲気が大阪で、やりやすかったです。あんなおっちゃんいてますもん、八尾歩いてたら(笑)
★前田敦子コメント
役を頂いて声優として声を入れるのは、今回が初めてでした。初体験の関西弁のセリフもあったりして難しかったです。それでも三池監督が盛り上げ上手な方なので、場面が変わるごとにヒートアップして、ついつい役に入り込んで身振り手振りをしながら演じてしまいました。三池監督とのお仕事は初めてだったのですが、すごく楽しかったです。アフレコで、こういう風にやってみてと言って試しにやって下さるセリフがすごく上手で、監督は演技もうまいに違いないと思います。芸達者だと思います!
また、最初にこの役のオファーを頂いたときは「え!なんでなんだろう、どうして私!?」と不思議に思って、そのままアフレコ当日を迎えました(笑)。私が演じたまねき猫のキャラクターは、本能のままに生きている“ネコらしいネコ”といった感じです。人間をぱくっと食べてしまって、やっていることは衝撃的なのですが、悪意があるわけではなくて、なんだか可愛らしいキャラクターでした。そして、ツンデレなところがあるので、ちゃんと声だけでツンデレにアプローチできたか不安です。でも自分の中での最大限の甘えを出せたと思います(笑)。台本と、原作を読んだときは、すごくグロテスクな感じの世界だったので、映像になったらどうなるのだろうと思いました。今日は、映像は未完成だったのですが、それでもすごい迫力だったので、早く完成したものを観たいですね。
★ダチョウ倶楽部コメント
肥後克広:三池監督の優しいリードで引っ張ってもらったのでうまくいったかと思います。それに比べて、一人で行ったジモンくんのアフレコには監督が苦笑いしていましたね。クスクス笑いがスタジオ中で起こっていました(笑)。それはさておき、「神さまの言うとおり」は本当に映像が面白く、完成した作品が早く見たいですね。
上島竜兵:3人での役柄の声優というのは初めてです。とても楽しかったです。『寂しいよ〜』ていう鬼コケシのセリフもキャラクターも寺門くんにぴったりで、演じたコケシが寺門くんに見えて、寂しさを感じたよ(笑)。 「神さまの言うとおり」のアフレコ声優陣は、上は大御所の山?努さんから下は我々ダチョウ倶楽部と振れ幅が広くて面白いですね。映画の完成が楽しみです。
寺門ジモン:リーダーと竜ちゃんの二人の収録シーンは本当に怖いシーンに仕上がっていると思います。完璧に近いと思う。自分はトップバッターで一人でのアフレコ収録だったのでしっかり出来たのか不安です。(他の二人からのコメントを聞いて)鬼コケシの怖さを出すのが難しかったけど、キャラクターが自分に近いので作らずに臨んだのが良かったのかもしれないです。自分の寂しいキャラが自然と声ににじみ出てしまうのですね(笑)。でもやっぱり寂しいからこの後、一人で焼肉に行こうかな(笑)
★山?努コメント
声優をするのは初体験です。でも、本当に楽しんでアフレコをすることが出来て、最高でーす!このシロクマのキャラクターも大好きでーす!(笑)「神さまの言うとおり」は実写とCGキャラクターが融合した感じですごく面白く、お客さんがどう見るのか楽しみですね。
★三池監督コメント
キャスティングについては、冗談のように「理想はこんな人がいいよね」というところからスタートしました。こんな組み合わせ見たことないぞという、バラエティに富んだものを目指しました。トミーズ雅さんに前田敦子さん、ダチョウ倶楽部さんに山?努さん…もうむちゃくちゃですよ(笑)ですが、皆さん各分野でNo.1の方々なので、真ん中でバランスをとるのではなく、いろいろエッジを利かせて、総合するとバランスが取れているイメージです。水と油をガーっと振って、混ざって、そして分離する、そんな一瞬を映像の中に押し込める。ライブ感、再現性の無さを大事にしました。
トミーズ雅さん本格的な声優は初めてのことでしたが、やっているうちにどんどん進化していました。だけど上手になっても、素朴なところがなくならないところがいいですね。根っこの優しさ、誠実さが出ていました。がっついていない活力があって、尊敬します。仕事でご一緒するのは初めてでしたが、昔よく漫才で笑わせてもらっていたので、関西人からすると非常に身近な存在なので、不思議な気持ちでした。
前田さんはアフレコという本職じゃないことに対しても、どうやったら楽しくなるか、どうやったらもっと良くなるか、ということに対して貪欲でした。そしてあれだけ多くのステージに立ってきたので、現場慣れしているというか、その緊張も集中に繋がっていましたね。声優は初挑戦とのことでしたが、やっぱり声がいいですね。歌手をやられているだけあって、声の出方がしっかりしていて、気持ちを声に乗せるのが抜群に上手でした。とても魅力的な女優でした。
ダチョウ倶楽部さんは、皆さん仲が良さそうでした。だからと言って決して適当ではなく集中して楽しんでいましたね。スタジオの中で必死に一生懸命やる。もう何年もあの地位にいるのに、大事なところは原石でずっと置いてある。大御所だけど、誰からも親しみやすい。やっぱり、プロフェッショナルなのでしょうね。
山?努さんは、初めての声優ということですごく楽しんでいましたね。自分がこう見えるように…という考え方ではなく、映画全体がこうなるように…という、大きな視点でお芝居をして下さいました。やっぱり台本に対するアプローチがすごいと思います。そのお蔭でシロクマはすごいキャラクターになると思いますよ、録りながら笑っちゃいました(笑)。コワモテだけど優しい、山?さんそのものなのではないでしょうか。
★福士蒼汰コメント
アフレコの様子を見させて頂いて、皆さんがとても楽しそうに収録されていたので、ますます完成が楽しみになりました。トミーズ雅さんのダルマは最初のゲームにぴったりな勢いだと思いました。前田敦子さんのまねき猫も可愛らしさの中に恐ろしさが入り交じっていましたし、なかなか甘えん坊なまねき猫なんだなと思いました。コケシの声を当ててくださったダチョウ倶楽部の皆さんはさすが芸人さん。収録風景も楽しそうでコケシ達のそれぞれのキャラクターにぴったりでした。山?努さんが演じてくださったシロクマは、メイキング映像を見ていて思わず前のめりになる程、圧巻な強さ・恐怖でした。迫力、面白さ、本当にすごいです!これはもう見るしかない映画が出来上がりました!自分もかなりテンションがあがっています。是非、”声”にも注目してみて下さい!
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★臼井央プロデューサー(東宝映画調整部)コメント
この映画の主題歌を探し回り、結局見つからずに主題歌は劇盤に決めた後、偶然テレビからこの曲が流れてきた。これは『神さま』の啓示としか言いようのないタイミングでした。バラード、オペラ、ハードロックを絶妙に織り交ぜたまさにカオスにして傑作楽曲が、おこがましくもこの作品のイメージ通り。これしかないと接触し、イメージソングとして劇場版予告編に使えることになりました。
関連作品
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執筆者
Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa