スウェーデンのアカデミー賞『ストックホルムでワルツを』11/29(土)公開
シングルマザーの電話交換手から世界有数のジャズシンガーに—!
北欧中を温かな涙で包んだ感動の実話。
スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で11部門にノミネートされ、監督賞、主演女優賞など4部門を受賞。人口約950万人のスウェーデンで50万人以上の観客を虜にし、熱い感動の涙を流させた話題作がやって来た。
主人公のモニカ・ゼタールンドは、スウェーデンが生んだ世界的なジャズシンガー。モダンジャズ全盛期の1961年に、英語ではなく母国語でジャズを歌う画期的な試みによってスターダムにのし上がり、巨匠ビル・エヴァンスとの共演により国際的な名声を築いた世界有数の歌姫だ。本作は、そのモニカが歌手として頂点を極めるまでの波乱に富む数年間に焦点を当てたサクセス・ストーリー。
首都ストックホルムから300km離れた小さな田舎町に住み、電話の交換手をしながら歌の仕事をしていたシングルマザーのモニカが、歌手になることを反対している父との確執や、理想の母親になれない自身への葛藤など多くの試練にさらされながらも、“自分にしか歌えない歌”を探し求める気持ちと理想に向かってアタックする勇気を胸に、仕事と人生の両方の幸せを手に入れるまでを、共感たっぷりに描いた感動作だ。
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執筆者
Yasuhiro Togawa