5回目の結婚記念日に突如、姿を消した美しい妻エイミー。一体、彼女に何が起きたのか—

『セブン』、『ドラゴン・タトゥーの女』など独創的な映像表現と力強いストーリーテリングで世界中の映画ファンを熱中させている映画界の鬼才デヴィッド・フィンチャー。新作が待ち望まれるハリウッドのトップ監督のひとりである彼の最新作、幸福の絶頂にいるはずの夫婦をめぐるスリラー『ゴーン・ガール』が12月12日(金)に公開となる。この度、衝撃の予告編とミステリアスでスタイリッシュなポスター画像が解禁となった。

予告編::http://youtu.be/nGytGMJA3Dg

結婚5周年の記念日。誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニックとエイミーの夫婦の日常が破綻する。エイミーが突然姿を消したのだ。リビングには争った後があり、キッチンからは大量のエイミーの血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていく。新妻失踪事件によってミズーリ州の田舎町に全米の注目が集まり、暴走するメディアによってカップルの隠された素性が暴かれ、やがて、事件は思いもよらない展開を見せていく。

到着した映像でも“キッチンの大量の血痕”“妻の日記”“結婚記念日の宝探しのメッセージ”・・・不可解な事実が次々に映し出される。フィンチャー調ともいうべき、抑えられた色調が印象的な予告編だけでなく、『GAP』のコマーシャルを監督したことでも話題となったフィンチャーらしいスタイリッシュ且つミステリアスなポスター画像にも目を奪われる。FOX CHANNELのLIVE中継画面として映し出されている画像の中心には「本当に大切なものはいつも失って初めてわかる」という意味深なキャッチコピーが刻まれている。完璧な妻エイミーにいったい何が起きたのか・・・。

夫のニック役には監督作『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレック。ミステリアスな美しさを持つ妻のエイミーに『アウトロー』の英国女優ロザムンド・パイクが扮する。原作は、アメリカで600万冊以上を売り上げ、NYタイムズベストセラーランキング第1位を記録したギリアン・フリンの小説。楽曲を手掛けるのは、フィンチャー監督と3度目のタッグを組むトレント・レズナー(ナイン・インチ・ネイルズ)とプロデューサーのアッティカス・ロス。両名は、今までにフィンチャー監督作品の『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の作曲賞を受賞、『ドラゴン・タトゥーの女』ではグラミー賞では、最優秀サウンドトラック賞を受賞している。

誰よりも長い時間を一緒に過ごしてきたパートナーの知られざる秘密が次々と暴かれていく。鬼才デヴィッド・フィンチャーが仕掛ける衝撃の展開にあなたは耐えられるか—

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執筆者

Yasuhiro Togawa