講談社「Kiss」にて大人気連載中のコミック「海月姫」が、能年玲奈を主演に迎え実写映画化となり、12月27日(土)より全国公開いたします。
東村アキコによる原作「海月姫」は、2008年に連載開始されて以降、現在までに累計発行部数270万部突破(1巻〜13巻)、また第34回(平成22年度)講談社漫画賞少女部門を受賞、2010年にはフジテレビ“ノイタミナ”にてテレビアニメ化もされた、ベストセラー・コミックスです。
出演には、今や国民的人気を誇る能年玲奈、若手実力俳優の菅田将暉、演技派俳優の長谷川博己をはじめ、池脇千鶴、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえほかそれぞれジャンルもタイプも異なる個性豊かな豪華キャストが大集結。
監督は、『ひみつのアッコちゃん』『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の川村泰祐、衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子が務めるなど、作り手にも旬のクリエイターたちが揃いました。

そしてこの度、本作の主題歌を、独自の世界観と音楽で、子供から大人まで幅広い世代に絶大な支持を得るバンド、「SEKAI NO OWARI」が歌うことに決定致しました。
仲間と一緒に生活しながら音楽活動を続けるSEKAI NO OWARIの皆さんと『海月姫』に登場する“尼〜ず”たちの姿が重なったことと、ポップなメロディに強いメッセージを秘めた彼らの音楽が、映画にさらなるパワーを与えてくれると思い、本作の主題歌をお願いすることになりました。
彼らは主題歌制作のために、どうしても映画の撮影現場を見てイメージを膨らませたいと希望。レコーディングで多忙なスケジュールの合間を縫って、わずか30分ながら撮影現場を見学して、曲のインスピレーションを得ました。
作詞を担当したSaoriは、「主題歌の話を聞いて嬉しかったです。私たちはいつもメロディが先なのですが、Nakajinが詞先でやってみなと言ってくれて、すごく楽しかったです。(映画のヒロインたちの)閉じこもっているけど、一歩外に出てみようとしている感じを私も知っているぞと思って、自分とリンクする部分を人魚の話で書いてみようと思い、すぐにピンときて詞を書けました。」とコメント。
そんな新曲のタイトルは、「マーメイドラプソディー」。人魚の物語になっている歌詞と、水中を漂う人魚の姿をイメージさせるメロディが、映画の世界観を表現しており、主演の能年玲奈さんは、「可愛らしい曲で、敢えて、人魚の曲になっているのが、海月姫のストーリーからまた別の物語を思わせるような気がします。」と、楽曲の世界観が『海月姫』から生まれたアナザーストーリーになっていると絶賛しています。

主題歌タイトル:「マーメイドラプソディー」 (※リリース未定)
<SEKAI NO OWARIコメント>
Fukase:「原作をお風呂で読みました。映画のセットを見て、とても細かい部分まで拘っていて勉強になりました。」
     「僕は温泉オタクです。全国ツアーは温泉旅行のついでにライブをやっていると言ってもいいくらい温泉オタクです。先日も温泉に行ってきたばかりです。2日で4回入りました。」
     「尼〜ずとの共通点は、共同生活をしているところです。ただ僕らの場合は、禁制ではなく、よく色んな人が入ってきますね。」

Nakajin:「撮影現場で天水館のセットを見て、映画の雰囲気を掴むことができて良かったです。凄く良い世界観だなと思いました。セットに僕が中学生の頃に使っていたラジカセが置いてあってビックリしました。」
     「何オタクかと聞かれれば、ラーメンオタクです。Fukaseに美味しいラーメン屋を聞かれて、いつも調べています。ラーメンコンシェルジュみたいになっています。」

Saori:「主題歌の話を聞いて嬉しかったです。私たちはいつもメロディが先なのですが、Nakajinが詞先でやってみなと言ってくれて、すごく楽しかったです。(映画のヒロインたちの)閉じこもっているけど、一歩外に出てみようとしている感じを私も知っているぞと思って、自分とリンクするところを人魚の話で書いてみようと思って、すぐにピンときて詞を書けました。」

DJ LOVE:「漫画とかCDとかDVDとかフィギュアとかオタクではありませんが、よく人からオタクと言わるくらい大好きです!」

<主演・能年玲奈コメント>
可愛らしい曲で、敢えて、人魚の曲になっているのが、海月姫のストーリーからまた別の物語を思わせるような気がします。アナザーストーリーが生まれそうですね。

<井手プロデューサーによるSEKAI NO OWARI起用理由>
仲間と一緒に生活しながら音楽活動を続けるセカオワの皆さんと海月姫の尼〜ずたちが重なりました。
ポップなメロディに強いメッセージを秘めた彼らの音楽が、映画「海月姫」にさらなるパワーを与えてくれると思い、
他のアーティストは考えられなかったです。あがってきた主題歌は、映画の世界観そのもの。
この主題歌で初めて映画が完成しました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa