「ポニーキャニオンアクション映画 Blu-ray&DVDキャンペーン“男の絆”」(9月末終了)の一作品、『ローン・サバイバー』を元海自特殊部隊・伊藤祐靖氏が緊急鑑賞! 世界最強の特殊部隊ネイビーシールズの創設以来、最大の悲劇と記録された“レッド・ウィング作戦”の顛末を描いた同作は、200人超のタリバン兵の攻撃にさらされ、絶体絶命の状況下でたった1人だけサバイヴした兵士の、衝撃の実話を余すところなく実写映画化した衝撃の戦争ドラマだ! 伊藤氏は、「あれだけの失態を全部あけすけに映画で描いてしまっているところですね。とてもアメリカ的です。ごまかさない」と作品を評価。そして実は、実際のシールズ隊員とも交流があるという伊藤氏は、一般の社会生活を送る上でも応用可能なメッセージにこそ着目してほしいとも! 元海自特殊部隊・伊藤祐靖氏が、衝撃作を斬る!

Q:“レッド・ウィング作戦”を描いた『ローン・サバイバー』ですが、映画を観た感想は?
 
私がアメリカらしいなと思った点は、あれだけの失態を全部あけすけに映画で描いてしまっているところですね。とてもアメリカ的です。ごまかさない。しかも、嘘はついていないんですが、あれだけの失態を連続して犯してしまったことを描いているのに、素晴らしい部隊であるような印象を与えている。そちらでも感心しました。更に、過去を美化したい気持ちがあったとしても不思議じゃないのに、唯一の生還者は宣伝にも協力したそうじゃないですか。よく出てきたと思います。せこせこしない、堂々とした懐の深さを感じます。

Q:実際の“NAVY SEALS”と交流が深いということで、この事件のことはご存知でしたよね?
 
そうですね、この事件の一年くらい前に一緒に行動したことがあります。僕は戦死したメンバーと一緒にいたことがあるから、彼らの行動や心境などが手に取るようにわかるわけです。彼らだからこそ、あのような行動に出てしまった。それを映画にまでして問うアメリカの懐の深さ。これはポイントですね。ここまでオープンにしてしまうということは、当然部隊としては、包み隠さず、すべてをさらし、調査し、分析し、教訓として多くの者が共有できるようにしたはずです。だからこそ、対策も練り、その教育も実施しているはず。失敗を成長に役立たせている。二度と同じ失態をしない部隊になっていると願いたい。

Q:この映画『ローン・サバイバー』、専門家視点で観て、どういうメッセージを贈りますか?
 
ひとつの失敗を反省して共有する。これは簡単なようで実は難しいこと。日本では非常に難しいですね。わたしの部隊では徹底して反省しましたが(笑)、そこがポイント。これは、一般の社会生活でも共有できるメッセージですね。そして映画の最期、感動しますよ。掟というものの重さ体感します。(笑)。

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執筆者

Yasuhiro Togawa