このたび、実話から生まれた奇跡の物語『ザ・テノール 真実の物語』(配給『ザ・テノール 真実の物語』プロジェクト)が10月11日(土)全国公開の運びとなりました。

テレビ番組でも採り上げられ、数多くの反響を生んだ“奇跡の実話”待望の映画化!

ガンで声を失った天才オペラ歌手と、彼を信じて支えた日本人音楽プロデューサー。日本でも様々なテレビ番組で紹介され多くの反響を生んだ、奇跡と感動の実話がついに映画化。天才オペラ歌手べー・チェチョルを演じるのは、パク・チャヌク監督『オールドボーイ』の犯人役で鮮烈な印象を残したほか、2013年『人類資金』で日本映画へも進出した、韓国の演技派俳優の筆頭、ユ・ジテ。そして、チェチョルの才能を信じ、絶望の底にある彼を献身的にサポートする音楽プロデューサー沢田を、日本を代表する監督の作品に数々出演し、来年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で吉田松陰役を演じることが発表された、伊勢谷友介が演じます。音楽を通じて結ばれた絆。そして、不屈の魂が生み出した真実の物語がオペラのようにドラマティックに描き出されるなか、予想を超えた感動のステージがいま幕を開ける!

本ビジュアルが解禁!

この度、本作の本ビジュアルが遂に解禁となった。
主役チェチョルを演じるユ・ジテはティーザービジュアルでは不安や苦しみで悲壮感に満ちた表情だったが、本ビジュアルでは涙を堪え輝きに満ちた顔を見せている。
こちらは本編のクライマックスに、舞台でチェチョルと沢田が客席に向かって挨拶をするという1シーンである。実はユ・ジテと伊勢谷友介は役に入り込みすぎて、このシーンでこれまでにないほどの涙を流し、あまりに心を揺さぶる光景であったため撮影班はしばらくカメラを止められなくなった。「今年−これ以上、泣ける映画には、もう出会えない」と謳われている通り、ビジュアルだけでも感動を誘うような印象を受ける。
日韓を代表する2人の俳優の今まで見ることのなかった、魂を震わす名演技に、観ている者は何も感じずにはいられないだろう。

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執筆者

Yasuhiro Togawa