この度、「クライマー パタゴニアの彼方へ」が、新宿ピカデリー他絶賛公開中です。2014年 11 月 1 日からカナダのアルバータ州、ロッキー山脈の小さな街バンフで開催されるバンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル。この世界有数の山岳フェスティバルの目玉として行われる同映画祭で、映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」がオープニング作品として出品される事が決定致しました。

南米パタゴニアの難攻不落の鋭峰・セロトーレを素手と命綱だけで登頂を果たしたクライマーのデビッド・ラマの奇跡を３年に渡って追った本作は、これが北米プレミア。これをきっかけに北米の山岳ファンや映画ファンたちの間で大きな話題となること間違いなしです。主演のデビッド・ラマはパタゴニア創業者であるイヴォン・シュイナードなどと共に映画祭ゲストとして参加する予定です。

Bannff Mountain Film Festival
http://bit.ly/1wpUhoZ

同映画祭は今から39 年以上前、登山家やアウトドア愛好者たちが、登山シーズンとスキーシーズンの狭間に楽しめる年中行事を探し、1976 年にロッキー山脈の小さな街バンフで開催されたのが始まり。1 日だけの登山映画際として始まったものが、今では、9 日間にわたるバンフでのイベントにまで成長が著しい。南極大陸を含めた全大陸をめぐるワールドツアーで、年間840 回を超える上映回数を誇り、世界中で39 万人以上のアウトドアファンに支持されている世界ナンバー１の山岳映画祭。そんなファンの熱狂に応えるように、世界中のクライマーや映画製作者、作家、写真家が山岳コミュニティの最重要イベントと位置付け、年々その注目度は急上昇中である。過去のフェスティバルでは、ダグ・スコット、ラインホルト・メスナー、エドモンド・ヒラリー卿、カトリーヌ・デスティヴェル、リン・ヒル、ブラッドフォード・ウォッシュバーン、ガーラン・クロップ、グレッグ・チャイルドをはじめ、世界トップクラスのクライマーや探検家が多数出演しており、フェスティバルを盛り上げている。
※ちなみに日本でもパタゴニア主催で8/30 より乗鞍を皮切りに開催されるようです。（クライマーは上映の予定はありません。）

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執筆者

Yasuhiro Togawa