カリフォルニア州知事の任期を終え、『エクスペンダブルズ』シリーズや『ラストスタンド』『大脱出』でハリウッドへの完全復帰を果たしたアーノルド・シュワルツェネッガー最新主演作『サボタージュ』が遂に11月7日(金)より全国公開となる。

この度、本作の予告編が解禁となった!

俳優人生45年、主演映画30本目という節目の今作で、アーノルド・シュワルツェネッガーが見せるのは、これまでとは違う新たな“裏の顔“。DEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊を率いるリーダーでありながら、善人とも悪人とも言い切れない複雑な内面性を抱えるキャラクターは、過去に彼が演じてきたアクション・ヒーローと一線を画す存在だ。
今回の映像では、麻薬戦争の“神”と謳われ、部下からも熱く信頼される彼の姿が伺えるが、その反面不敵な笑みを見せ、尋問にも屈さないほど、何か並々ならぬ決意を抱えた様子を感じさせる。映像の後半では背後から何者かに狙撃される衝撃シーンも映し出され、無敵を誇るシュワルツェネッガーの身にまさかの事態も予想される緊迫した内容となっている。

メガホンを取ったのは、ジェイク・ギレンホール主演の『エンド・オブ・ウォッチ』を始め、臨場感あるアクション描写に定評のあるデヴィッド・エアー。その徹底したリアリズムにはシュワルツェネッガーも感服した様子で、「監督から頼まれたことは全てやった。この映画に100%没頭しているからね。この映画のために多くの時間を割き、準備し、訓練し、リハーサルした。何カ月もだよ。『サボタージュ』はしっかり書かれ、うまく作られた作品だ。デヴィッド・エアーは素晴らしい監督であることを証明したよ。深く掘り下げ、シーンに入り込み、より良い演技を求める。俳優を限界まで追い込むんだ。」と語った。

本作には『アバター』のサム・ワーシントン、『アイアンマン』のテレンス・ハワード、TVシリーズ「キリング/26日間」のミレイユ・イーノスら実力派キャストも集結。さらに、『シックス・センス』のオリヴィア・ウィリアムズが事件解決に執念を燃やす刑事を熱演。それぞれの思惑が複雑に絡み合い、最強の9人が【標的】から【容疑者】へと変わるスリリングなドラマに厚みを持たせている。

消えた1000万ドル、謎の猟奇連続殺人、最強チームの崩壊、いったい、誰が、何のために……。圧巻の銃撃戦の中に散りばめられた謎は、物語終盤に解き明かされる衝撃の真実と、その先に待ち受ける壮絶なエンディングを予感させ、公開までますます期待が高まる。

予告編::http://youtu.be/7H07KaurOHw

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執筆者

Yasuhiro Togawa