8月7日から12日まで福岡アジア美術館にて開催した「福岡インディペンデント映画祭2014」の熱気はまだまだ続く。今度は「福岡インディペンデント映画祭2014 おかわり」と題して、9月13日、16日、18日から20日までの変則スケジュールで開催される。

8月の開催ではコンペティション入選作品上映はもちろんのこと、恒例となった映画『のぼうの城』などの監督・犬童一心さんによる受賞作品の好評や、『WONDER』などのアニメーション監督・水江未来さんと『ENCOUNTERS』などの人形映画監督・飯塚貴士さんの対談から、招待上映とトークとして『陽なたのアオシグレ』のアニメーション監督・石田祐康さん、『暴力人間』の監督・白石晃士さん、『オシャレ番外地』など3作品の監督・?谷昂佑さんまで多彩なゲストも来場した。

9月の「おかわり」では、惜しくもコンペティションから外れた作品や昨年の受賞作品をメインに取り上げる。隠れた名作や、昨年の傾向を知るにはうってつけだ。初日13日の11時からは、文化庁メディア芸術祭プログラムとして、福岡出身でもあるアニメーション監督・湯浅政明さんの短編『キックハート』などの上映もあるので見逃せない。なお、20日の会場は福岡アジア美術館ではなく、近隣の大洋メディアホールなので注意したい。

福岡インディペンデント映画祭2014
http://fidff.com/

チケット
1日券:500円、フリーパス:3000円
高校生以下無料、大学生・専門学校生半額
※文化庁メディア芸術祭プログラムは無料

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa