ロシア・サハリンで8月29日(金)〜9月2日(火)に開催された第4回サハリン国際映画祭にて、大ヒット上映中の映画『2つ目の窓』の主演・吉永淳が、主演女優賞を受賞いたしました!!
『2つ目の窓』は、神の島・奄美大島を舞台に、16歳の少年少女が直面する、母の死と家族の再生。悲しみや葛藤を抱えた二人のたった一度の初恋を軸に、繋がっていく命の奇跡を描いた、希望の涙が溢れる感動作です。
今年カンヌ国際映画祭で審査員をつとめ、1997年映画『萌の朱雀』でカメラドール(新人監督賞)、2007年『殯の森』でグランプリ(審査員特別大賞)受賞の経験をもつ河?直美監督の最新作で、本年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門にも出品いたしました。

【吉永淳  コメント】
サハリン国際映画祭の関係者の方々に、心から感謝致します。
奄美の海もまた、世界中の大きなオーシャンに繋がっていると思うと、わたしの鼓動は、高鳴るばかりです。
正直なところ、このような賞を頂けるとは夢にも思いませんでした。
今もまだ実感がわきません。
何かのご褒美でこのような賞を頂けるとするならば、
それは、きっとわたしを支えていただいた周りの方々に贈られるべきもので、皆様には感謝の気持ちで一杯です。
いつの日か、日本のお土産をもって、ロシアを訪れてみたいです。
今後も、学ぶことと好奇心とを忘れずに生きていきたいです。

※昨年の第3回サハリン国際映画祭では「2つ目の窓」にも出演している渡辺真起子さんも出演する「チチを撮りに」がコンペティション部門のグランプリを受賞している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa