第19回釜山国際映画祭、ラインナップ発表！全313本、うち日本製作映画は

9月2日、釜山、ソウルの2箇所で第19回釜山国際映画祭の全作品が発表された、オープニング作品は、台湾映画「軍中楽園」、監督は「モンガに散る」（2010）、「LOVE」（2012）などの作品で日本でも知られるニウ・チェンザー（鈕承沢）監督の最新作。
台湾では、映画祭より一足早く9月5日から公開される。
「軍中楽園」は、1960年代の台湾・中国、金門島を舞台の特殊工作員と娼婦を描いた作品。

「軍中楽園」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=OqDHOAmhS0c

クロージング作品は、李保樟（リー・バオジャン）監督の香港映画「大茶飯（Gangster Pay Day）が発表された。
「大茶飯」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=tsQkQiW-QPo

日本製作の作品は、17本。（発表されている合作を含む）
作品は以下のとおり。

【アジア映画の窓部門】A Window on Asian Cinema
「喰女 -クイメ- 」配給：東映（監督：三池崇史）公開中
「野火」配給：海獣シアター（監督：塚本晋也）2015年
「さよなら歌舞伎町」配給：東京テアトル（監督：廣木隆一）2015年1月
「欲動」配給：太秦（監督：杉野希妃）今秋公開
「TOKYO TRIBE」配給：日活（監督：園子温）公開中
「さいはてにて—かけがえのない場所—/The Furthest End Awaits」（監督：ジャン・シウチョン）※合作
「SHARING」（監督：篠崎誠）
「2つ目の窓」 配給：アスミック・エース（監督：河瀬直美）公開中
「ぼくたちの家族」配給：ファントム・フィルム（監督：石井裕也）公開中
「私の男」配給：日活（監督：熊切和嘉）公開中

【ニュー・カレンツ部門】New Currents
「ガンバレとかうるせぇ」（監督：佐藤快磨）
※NSW出身、今年のPFF入選

【コリアン・シネマ・トゥデイ部門】　Korean Cinema Today
＜ パノラマ ＞　Panorama　セクション
「自由が丘で」配給：ビターズ・エンド（監督：ホン・サンス）※合作
「Timing」（監督：Kyung-jo Min）※合作

＜ ヴィジョン ＞　Vision　セクション
「A Midsummer’s Fantasia」（監督：Kunjae Jang）※合作

【ワイド・アングル部門】　Wide Angle
「A Lullaby Under the Nuclear Sky」（監督：海南友子）

【オープン・シネマ部門】　Open Cinema
「真夜中の五分前」配給：東映（監督：行定勲）※合作

【ミッドナイト・パッション部門】　Midnight Passion
「渇き。」配給：ギャガ（監督：中島哲也）

既に発表されている開幕式の司会は、俳優の渡辺謙、と韓国の女優ムン・ソリ。
また、世界の映画監督たちの新作や話題作を紹介するプログラム・「ガラプレゼンテーション」には、チャン・イーモウ監督、タン・ウェイ主演の「カミング・ホーム（原題）」配給：ギャガ、モフセン・マフマルバフ監督「The President」、イム・グォンテク監督「ファジャン（原題）」、アン・ホイ監督「黄金時代（原題）」の4作品が上映される。

第19回釜山国際映画祭
http://www.biff.kr/structure/eng/default.asp