1988年以降、コミック・ビデオグラム・映画・小説など先駆的にメディアミックス展開を繰り広げ、世代を超えた多くのファンを獲得し、アニメ史に残る空前の大ヒットを記録した『機動警察パトレイバー』シリーズ。 その誕生から約四半世紀、アニメシリーズでも監督を務めた押井 守を総監督に迎え、登場人物も世代交代した完全オリジナル新作のプロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー』(以下『TNGパトレイバー』)が始動!!
全長約8mもの実物大98式イングラムやレイバードック併設の二課棟までをも完全実体化!4月5日よりシリーズ12話を劇場上映用にシリーズ全7章として構成し、全国にて順次上映を開始。2015年GWの長編劇場版の全国拡大公開に至る驚異のビッグプロジェクトが遂に幕を開けた!

この度、8月30日からの第4章の公開を記念して、エピソード7「タイムドカン」から劇中映像が初解禁される運びとなりました!爆弾魔により特車二課のハンガー内どこかに仕掛けられた爆弾。隊員、整備員による必死の大捜索が開始されます。いつ爆発するか分からない緊張感の中、捜索を続けると整備班の一人が「開封厳禁」と封がされた缶を発見。勇気を振り絞って開封すると、そこには大量のグラビア雑誌が。仁藤優子のお宝写真集も見つけ、爆弾探しはいつしか“宝探し”へと変わっていた。血眼になって探すと出るわ出るわ、“お宝”の山。整備班の副長・淵山も我を忘れてグラビア雑誌に釘づけになってしまう。しかし、そこはシバ シゲオ班長。不穏な空気を読み取り、隊員たちの愚行を発見するやいなや怒号を飛ばすお決まりのパターンとなっております。
実はこのシーン、NEW OVAシリーズ「火の7日間」で先代整備班が心のオアシスとして見ていた“お宝”が榊班長に発見され、一気に燃やされ、厳しいルールが敷かれてしまう。それに対し整備班がストライキ運動を起こすというエピソードがモチーフになっております。

エピソード7「タイムドカン」より
http://youtu.be/4GOwME3Iq_c

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http://data.cinematopics.com/?p=51926

執筆者

Yasuhiro Togawa