『くるみ割り人形』が第27回東京国際映画祭【特別招待作品】として
ワールドプレミア“世界最速上映”決定!当日は、主要キャストも登壇!!

 日本のkawaiiカルチャーを世界に発信し、海を越えて人々を魅了し続けているサンリオが総力を上げて贈る珠玉の【極彩色ミュージカル・ファンタジー】『くるみ割り人形』(11月29日公開)が、10月23日より開幕する第27回東京国際映画祭の特別招待作品として、世界最速となるワールドプレミア上映の実施が決定いたしました!「くるみ割り人形」とは、チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつ。大切なものを守るため、自らの“いのち”をかけて奮闘する少女クララの姿は、100年の時を超えてなお、人々の心を魅了し続けています。

 その本作のワールドプレミアは10月下旬に行われる予定で、舞台セレモニーには、本作で一人4役をこなし、卓越した演技力で役者魂を極限まで注ぎ込んた市村正親さんをはじめとする、主要キャストが登場する予定です。

 その他、本作の吹き替えには、映画界、演劇界、音楽界、お笑い界の豪華10大スターが勢揃いしました。少女・クララが【愛】を学び一人の女性へと成長していく姿を自身の進化とともに演じ切った有村架純さん、クララのいとこであるフリッツ、そしてそのフリッツにそっくりな人形の国の勇敢な将校フランツの2役を演じ分けた松坂桃李さん、歪んだ母性愛のマウゼリンクス夫人を見事に演じ切った声優初挑戦の広末涼子さん、夫人の歪んだ愛を一身に受け自己中心的な心を持つシュヌルル王子を個性たっぷりに演じた藤井隆さん、人形の国でクララに助言をする女占い師を自身初の女形の声優に挑んだ大野拓朗さん、クララとよく似た容姿のマリー姫のツンっと尖った独特のかわいらしさを表現した声優初挑戦の板野友美さん、クララを暖かい優しさで包み込む婆や役には、こちらも初声優の由紀さおりさんと、オールスターが織り成す奇跡の競演も見どころとなっています。

復帰会見を行った市村正親さんが初お目見えの意気込みをコメント
一般観客の前に初お披露目となるのは『くるみ割り人形』のワールドプレミア!

 そして本日9/3(水)、今年6月下旬に早期の胃がんであると診断を受け、自宅にて静養中だった市村正親さんが復帰会見を行い、その元気な姿を見せてくれました。市村さんは、本作で一人4役の声を担当するという難役を引き受けてくださり、制作側としてはその分量を考えアフレコ収録に6〜7時間スタジオを抑えていましたが、当日は持ち前の直観力や素晴らしいアドリブを駆使し、4役4様のバリエーションを披露、たった3時間で終わらせてしまったほど。実は35年前のオリジナル版で、名優・西村晃さんが同じ4役を演じており、なんと市村さんが劇団四季に入団する前に3年間付き人をされていた方!その西村さんが演じた役を、35年の時を経て、市村さんが師匠から引き継ぐという夢のボイスキャストとなりました。
 市村さんが元気な姿を一般のお客さんの前に復帰後初めて見せてくれるのは、10月下旬に開催される第27回東京国際映画祭にてワールドプレミアされる『くるみ割り人形』の舞台挨拶の場となります。「是非、劇場で元気な姿を観てもらえたら」とコメントした市村さん。是非、ご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa