9月27日(土)から公開される映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』は、登山者の5人に2人が命を落としている、世界で最も危険な山“キラー・マウンテン”と言われるアンナプルナへ、一人の男を救うために命の危険をかえりみず集結した登山家たちのその後を追ったロードムービーだ。実在の事件をたどったこの“ノンフィクション映画”に、自然と関わる仕事をしている各界のエキスパートたちが、感動。豪華なメンバーの声が集まり、話題を呼んでいる。

プロフェッショナルだからこその感動! の声
○日々せわしく生きる現代の僕らが最も欲しているのは、彼らのような心のありようなのかも、、、。深く感動しました。
「岳」「BLUE GIANT」漫画家 石塚真一
○自然の驚異に晒され、生還した体験を多く持つ登山家たちのコメントは、全て、人間という同胞を守りたい一心です。日々人間同士で戦っている人々にも聞かせたいコメントだらけです。
医師・登山家 今井通子
○登山家たちの絆の強さに心震えました。限界を超えた救出に挑んだ彼らだからこそ伝わってくる力強い言葉に深く考えさせられました。
フリークライマー 尾川とも子
○ヒーローは、テレビや新聞で紹介された人だけではない。自分の命、家族の命、友人の命、そしてその絆や愛をもう一度認識しました。
スポーツキャスター 荻原次晴
○「山」という、ひとつの国がある。そこでは、言葉も宗教も肌の色も関係なく人と人とが、こころを通わすことができる。わたしたちが山に惹かれる理由は、この国の存在にあると気づかされた。
モデル KIKI
○極限の状態にあってこそ、問われる人間の真価。勇気とは、友情とは、愛とは…淡々と語られる追想の中に、山で結ばれた熱い情熱がほとばしる。アウトドアエッセイスト 木村東吉
○この映画の感動を共有出来る多くの仲間がいる。それは本当に幸せなこと。登山家達の深い意味のある言葉をあらためてかみしめたい
アウトドアコーディネーター 小雀陣二
○生きる勇気をもらった。世の中にはこんなかっこいい男たちがいるんだ。そしてつきつけられた気がする。お前はどうなんだ、と。
紀行作家&バックパッカー シェルパ斉藤
○自己責任が原則の山の世界で、全力で仲間の救出を試みる登山家達。しかも、場所は世界一危険なアンナプルナ南壁。人間が本来持っている優しさと強さを感じさせてくれる映画でした。
「山登りはじめました」著者 鈴木ともこ
○ヒマラヤに挑む登山家と、世界を旅する自分にまさか共通点があるとは! 私も感謝したいのだ。自分が生きていることに。この地球の美しさに。
旅人・エッセイスト  たかのてるこ
○人は助け合って生きている。8000m越えの経験を踏まえ、自然と向き合い極限の世界に対峙する人間の姿にその可能性を見ました。
俳優 なすび
○国境も国籍もない、そこに山で繋がる同志がいる。脈打つ命を感じ生きることを選択する彼らの言葉の存在。
プロ・フリークライマー 平山ユージ
○アンナプルナ南壁はヒマラヤ高峰のなかで最も危険で困難な氷壁だ。7,400mからのSOS.。スペインのベテラン登山家を救うべく、彼の仲間たちがそれぞれ命がけの行動を開始する。命懸けの救出活動。その勇気と行動に心しめつけられる感動が湧いてくる。
プロスキーヤー・冒険家 三浦雄一郎

多数のアウトドアブランドからもスピリットに共感の声があがる!
この映画には、ICI石井スポーツグループ、IWATANI-PRIMUS、好日山荘、THE NORTH FACE、SUUNTO、BEAMS、Marmot、MAOUNTAIN HARDWEAR、MAMMUT(50音順)など日本で人気を博すアウトドアブランド、ファッションブランドも共感の声を上げ、映画の支援に関わっている。すべては世界各国の登山家たちのスピリットへの共感で、その感動はいまジャンルを超えた広がりを見せている。

登山ブームにも警鐘! ノンフィクション映画から知る事実!
ヒマラヤ山脈のアンナプルナ南壁は、世界で最も危険なルートと言われる。山頂まで8,000メートルの道程の中、標高7,500メートル地点で7キロも続く尾根を横断しなければならない。2008年5月、スペインのベテラン登山家イナキは、頂上に向かう途上で高山病に襲われるという危機的な状況に陥り、同行者のホリアがSOSを発した。その時、報を受けたウーリー・ステックをはじめとする世界10カ国の登山家たちは、自らの死をも覚悟するほどの危険な場所への救出活動に出向いたのだった…。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52074

執筆者

Yasuhiro Togawa