『アナと雪の女王』で歴史を塗り替える驚異的大ヒットを記録しているウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。その最新作であり、愛らしさに満ちた新キャラクターの圧倒的な魅力と、「ディズニーから日本へのラブレター」と明言するほど日本から多くのインスピレーションを受け製作され、既に世界中から注目を集めている『ベイマックス』(12/20公開)。本作の製作総指揮であり、ディズニー・アニメーション部門TOPジョン・ラセターの来日決定が第27回東京国際映画祭の記者会見で発表された。

アカデミー賞を2度受賞した監督であり、ウォルト・ディズニーとピクサー・アニメーション・スタジオの製作映画とそれに関連する企画のすべてを監修しているジョン・ラセター。1995年に史上初の長編コンピュータ・アニメーション映画となった『トイ・ストーリー』で長編映画監督デビューを飾り、それ以降も『バグズ・ライフ』、『トイ・ストーリー 2』、『カーズ』『カーズ2』で監督をつとめ世界を驚かせてきた。また、製作総指揮としても『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』、『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『トイ・ストーリー3』、『モンスターズ・ユニバーシティ』などもあるが、ディズニー・アニメーション・スタジオ作品の『塔の上のラプンツェル』、『シュガー・ラッシュ』、そして歴史的な大ヒットとなった『アナと雪の女王』などその手腕を発揮。長らく不振が続いていたウォルト・ディズニーの長編アニメーションが、再び輝きを取り戻し、現在の<第3の黄金期>を作り上げた立役者だ。

ディズニーが世界で初めての公式上映、ワールド・プレミアの地に選んだのは東京!
今回、東京国際映画祭でのオープニング上映が“世界最速”となり、日本でワールド・プレミアを行うのはディズニー・アニメーション史上初の試み。日本と密接な関係がある『ベイマックス』だからこそ実現した今回の試みにより、ついに来日する事になったディズニー・アニメーション部門TOPジョン・ラセター。舞台となる架空都市“サンフランソウキョウ”を描く上で、最もインスピレーションを受けた東京で開催される映画祭での世界最速上映&ワールド・プレミアに関して彼は「こんにちは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのジョン・ラセターです。私達の最新作『ベイマックス』が東京国際映画祭にて上映されることを大変嬉しく思います。世界に先駆けて、日本でプレミアを迎えることは素晴らしいことです。とてもワクワクしていますし、早くみなさんに観て頂きたいです!ドウモアリガトウゴザイマス。」と大きな喜びのコメントを記者会見へ寄せた。さらに、今回の監督ドン・ホール&クリス・ウィリアムズ、プロデューサーのロイ・コンリも共に来日しワールド・プレミアを盛り上げる。

日本で世界に先駆けストーリーが解禁となる<マンガ連載>の大型企画など、ディズニー史上初の展開で大きな話題を提供する『ベイマックス』。ディズニーが日本に色濃く影響を受け生み出した、かけがえのない絆と限りない勇気を描く最高のエンターテイメントは12月20日(土)全国公開

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執筆者

Yasuhiro Togawa