少年時代に誓い合った宇宙飛行士の夢を追い、ともに宇宙を目指す兄弟を描いた人気漫画『宇宙兄弟』の原作者である小山宙哉さんが、8月13日(水)京都産業大学「神山天文台」に来られ、私立大学としては最大となる直径1.3mの反射鏡をもつ「荒木望遠鏡」や独自開発した天体用観測装置などを見学されました。NASAやJAXAなどへの取材を重ねて来られた小山宙哉さんは、天文台長(河北秀世教授)による神山天文台の装置の説明を大変熱心に聴かれ、測定器や望遠鏡の改造など神山天文台において独自に工夫を凝らして開発している部分に関心を持って質問をされました。

 京都産業大学「神山天文台」は創始者 荒木俊馬の掲げる建学の精神のシンボルとして2010年4月に設置されました。反射式望遠鏡や近赤外線高分散分光器をはじめとする世界第一級の観測装置、装置開発のための関連設備を有しています。
 これらの観測装置の開発や、観測・研究を学生が参加する形で実施しており、研究・教育面で大きな相乗効果を生んでいます。

活動の詳細はぜひこちらのサイトをご覧ください。
【神山天文台の活動】
Keep Innovatingシリーズ 希望をむすぶ力 
http://www.kyoto-su.ac.jp/outline/koho/ad/ad02.html

観望会等カレンダー 
http://www.kyoto-su.ac.jp/kao/riyo/ippan/event.html#e08

 京都産業大学は“宇宙への挑戦”という繋がりで「宇宙兄弟展」(京都文化博物館にて7月30日〜9月23日開催)に協賛しています。会場のブース展示ほか、オープニングイベントでは神山天文台長の河北教授の講演、8月22日(金)河北教授、スタッフと学生によるミニ講座を開催し「宇宙」に関わる仕事を通して「宇宙」の魅力を伝えました。

【「宇宙兄弟展」詳細】
京都文化博物館 http://www.bunpaku.or.jp/exhi_space-bros.html
「宇宙兄弟展」 http://space-bros.com/

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51629

執筆者

Yasuhiro Togawa