しげの先生も大絶賛の 『新劇場版「頭文字 しげの先生も大絶賛の 『新劇場版「頭文字 『新劇場版「頭文字D」 Legend1 Legend1 Legend1 -覚醒-』 、海外へ!!
『新劇場版「頭文字D」 Legend1 -覚醒-』の海外配給が決定し、6ヶ所の国と地域で公開されることとなった。現時点で公開が決定しているのは、日本と同時公開の台湾をはじめ、香港、マレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポール。現在、ほかの国でも配給に向け交渉が進められており、公開規模は拡大される見込みだ。
また、公開を目前に原作のしげの秀一先生から本作の試写鑑賞直後のコメントが発表された。
「単純に言って、興奮、感動したよー。純粋に「イニD」の世界観ってあんな感じなんだろうなって。初めて観た人も喜んでくれるんじゃないかな。走行シーンもよかった。人間ドラマを引き立てるものになっていたと思う。
スピード感とか確かにすごいんだけど、それだけじゃなくて、ドラマ全体の流れの中でスムーズに溶け込んでいたし。だから、演出とか構成とかホント上手だった。素直に原作のいいところをどん欲にひきだしているよね。
映像化された作品の中では一番素直に観られた。映像化作品を観る時って、自分の作品の欠点とかをみせつけられるようなところがあって。恥ずかしくなったり、辛くなったりしてへこむんだけど、そういうことがなかったね。だから再構築がうまかったんだよ。脚本がよかったよね。よくできてた。
もう一回あのシーン、やり直せといわれたら、あれに近づくと思う。オレがやっても。冷静に観ていくと原作と違うんだけど、本質的なところは同じなんだよね。なつきのエロさもよかったし。うん。原作を何度も読んだ人でもアニメをずっと観てた人でも、増幅された感動がガツンとくると思う。この最初のバトルもいまから観ると感慨深いものがあるし。不思議なローカル感とかマイナー感とかよく出てた。」
なお、都内での試写会で350名を対象にアンケートを実施したところ、作品への満足度は96%という高い値となった。「エンジン音、車の自然な流れ、まさにリアルでした」「ド迫力の運転シーンに胸が熱くなりました」「原作をリスペクトしてくれていてうれしかった」「ドリフトに鳥肌が立った」など熱いコメントが寄せられ、もう一度観る、第2弾が楽しみという声も多かった。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51722

執筆者

Yasuhiro Togawa