孤独な人間を観察することが趣味の“孤独ウォッチャー女”。人生に失望し、今まさに孤独死を迎えようとしている“頑固一徹爺さん”。そんな 2 人が繰り広げる、超高齢化社会という重たい背景を吹き飛ばすような、破壊力満点のブラックコメディが、海外の映画祭を巡り、ようやく日本で公開を迎える。女から歪んだ愛を向けられてしまった爺さんに待ち受けていたのは、監禁、逆強姦!?
主演は、オーディションで大抜擢されたナチュラル・ボーン・アクトレス、瀧内公美。相対する孤独死寸前の爺さん役には、笹野高史。数々の老人役をこなした笹野が「一瞬、躊躇した」というほど、かつてないじいさんを熱演。ほか、キム・コッピ、矢部太郎、酒井若菜、木下ほうか(本作プロデューサーも務める)、松田賢二、板尾創路らが脇を固める。
監督は、海外で注目された『地球でたったふたり』(07)や『世界最後の日々』(12)、『メタルカ -METALCA-』(14)など、意欲的に映画を撮り続ける内田英治。
本作は、11 月 1 日新宿ミラノほか公開が決定しました。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51426

執筆者

Yasuhiro Togawa