極秘裏に開発された特効薬をめぐる壮絶な利権争いに巻き込まれていく一人の女性を描き、豪華スタッフ・キャストによる共演でおくるウイルスハザード・サスペンス映画『風邪(ふうじゃ)』の公開日が、2014 年 9 月 27 日(土)に決定いたしました。(公開劇場:シネマート六本木 他)

本作は、世界中に 200 種以上あるといわれるすべての風邪ウイルスを撲滅させることができる、奇跡の特効薬をめぐる利権争いに巻き込まれていく一人の女性を描いた作品です。まさに、今年日本人の誰もが注目したあの STAP 細胞事件を予見していたかのような、衝撃の結末が待ち受ける作品となっています。

主人公の桜子役には『のんちゃんのり弁』で第 31 回ヨコハマ映画祭や第 64 回毎日映画コンクールなど数々の映画賞で主演女優賞を受賞、現在も映画やドラマなどで幅広く活躍中の小西真奈美が、スナックのママ、一児の母、そしてある組織のスパイという複数の顔を持つ謎の女性という難役を見事に熱演しています。そして、奇跡の特効薬“風邪(ふうじゃ)ワクチン”を作り出した天才科学者・紀久生を、『GO』でその年の新人賞を総なめにし、近年では『ヘルタースケルター』『サンブンノイチ』での演技も記憶に新しい窪塚洋介が演じます。
オリジナリティあふれる見事な名演・怪演を多数残してきた彼が、今回はどんな演技を見せてくれるのかも注目です。

このほか、本作には豪華キャストが出演していることも話題になっております。柄本明、秋吉久美子、クリス・ペプラー、アジアを拠点に俳優として活躍している和田哲史らが脇を固め、さらに主題歌は八代亜紀が歌うという、これまでにない贅沢なメンバーが揃いました。監督・脚本には『アキラ』『スケバン刑事』をはじめ数々の作品を手掛けてきた橋本以蔵、撮影監督は『踊る大捜査線』『蛇にピアス』などの大作に携わってきた藤石修が務めるなど、スタッフ陣も実力派が揃い、キャスト・スタッフ共に面白い程の化学反応を引き起こし、手に汗握るスピーディーなストーリー展開を作り上げています。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51737

執筆者

Yasuhiro Togawa