この声があの人!?超豪華キャストが命を吹き込んだ『くるみ割り人形』予告編が完成!
春の『アナと雪の女王』、夏の『マレフィセント』。ファンタジー映画が席巻した2014年。そしてこの冬、ハローキティの生みの親<サンリオ>が、その最後を飾ります。
チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつ「くるみ割り人形」。大切なものを守るため、自らの“いのち”をかけて奮闘する少女の姿は、100年の時を超えてなお人々の心を魅了します。そんな世界中で愛され続ける名作童話が、【極彩色ミュージカル・ファンタジー】として11月29日(土)【3D/2D】劇場公開となります。
そして今回、本作の予告編が完成いたしました。現在世界中で大ブームとなっている“原宿Kawaiiカルチャー”の火付け役であり、第一人者の増田セバスチャン氏が初監督として手掛けた本作は、日本が誇る珠玉のアナログ最高峰映像「一日に3秒しか撮れなかった奇跡の人形アニメーション」のかつてのネガフィルムを使用し、古い映画の焼き直しではない、まったく新しい世界観を構築し、新作映画として提示するという、かつてない「リ・クリエイト」の挑戦となりました。ワンカットごとのデジタルスキャニング、そしてまったく違う編集をファーストシーンから行い、さらに極彩色に全篇再製作、カラフルな映像鮮度をワンカットワンカット施し、CGを全編に加え、更には追加撮影も敢行、アニメーション・パートまでも新たに組み入れ、最後には立体世界への3D化を全篇行って完成した本作は“誰も観たことのない映像世界へ——”みなさんをお連れいたします。その世界の一部を、是非完成した予告編で楽しんでいただければ幸いです。
また、各界から揃った10大トップスターのうち5名が本格声優初挑戦!という“夢の豪華共演”となるボイスキャストの声も予告編で楽しんでいただけます。まさに「この声があの人!?」という驚きに満ちた映像を是非、【極彩色ミュージカル・ファンタジー】の世界とともにお楽しみください!
予告編::http://youtu.be/Ro5G1aie6eE
【ポイント①】
誰も観たことのない映像世界へ —————
ファンタジー映画に沸いた2014年を締めくくる
【極彩色ミュージカル・エンタテインメント】が誕生!
3月に公開され、今や社会現象化している『アナと雪の女王』は、公開4ヶ月で遂に250億円を突破。また、同じくディズニー配給で現在大ヒット中の『マレフィセント』。両作品とも童話が原案、原作となり、ファンタジー映画がここまでの成績を収めていることは、2014年が紛れもなく「ファンタジーイヤー」として位置づけられる。そんな2014年「ファンタジーイヤー」を締めくくるのは、こちらも世界的な童話を原作とし、バレエミュージカルの代表的作品の『くるみ割り人形』。ハローキティ40周年(11月1日が誕生日)の今年。その記念イヤーに、これまで多くの夢を届けてきたサンリオが、多彩なクリエイターと共に、一つの集大成としての想いを込めた『くるみ割り人形』が、いまドラマティックに開幕!
【ポイント②】
増田セバスチャンが監督デビュー!
実力派アーティスト達が誇る“Kawaiiカルチャー”がスクリーンに拡がる!
本作『くるみ割り人形』を、現在世界中で大ブームとなっている“原宿Kawaiiカルチャー“の火付け役であり、第一人者の増田セバスチャン氏が、初監督として手がける。活動開始から「カワイイ」にこだわり続け、今年2月に初個展を日本ではなくニューヨークで開催するなど、活動の幅を今まさに世界規模で広げている。彼が手掛ける「リ・クリエイト」とは、日本が誇る珠玉のアナログ最高峰映像「一日に3秒しか撮れなかった奇跡の人形アニメーション」のかつてのネガフィルムを使用し、古い映画の焼き直しではない、まったく新しい世界観を構築し、新作映画として提示するという、かつてない挑戦になる。ワンカットごとのデジタルスキャニング、そしてまったく違う編集をファーストシーンから行い、さらに極彩色に全篇再製作、カラフルな映像鮮度をワンカットワンカット施し、CGを全編に加え、更には追加撮影も敢行、アニメーション・パートまでも新たに組み入れ、最後には立体世界への3D化を全篇行うというもの。
また、同氏が美術演出と世界観作りをデビュー当時から担当しているアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅのテーマ曲が本作を華麗に彩り、“Kawaii”映画への輝きを増す。kawaiiというイメージを、より映画の世界に導入する!という挑戦において、デビュー当時から一緒に仕事をしてきたきゃりーぱみゅばみゅの楽曲をラストにもってくるというのは必然で、より意図が明確になった。今回選んだ曲「おやすみ」は、きゃりーのファーストアルバムにある唯一のバラード曲。主人公クララが夢の中に入っていって、悪夢を見ながら冒険していくうちに少し成長する、そんなテーマに「すごくぴったりだ!」と選曲。そしてその、18歳の時のきゃりーの“歌声”だけをそのまま使用し、曲全体を新たにエクステンディット・ミックスし刷新するという、あまり例のない楽曲作りを中田ヤスタカが行った。「すごく贅沢な結構な大作に仕上がって、エンディングを飾る曲が出来ました」と監督からも満足感が溢れた。
【ポイント③】
実写人形アニメーションに新たな命を吹き込むのは、他では実現できない“夢の共演”
となる豪華キャスト!各界から揃った10大トップスターのうち5名が本格声優初挑戦!
誰も観たことのない世界をよりドラマティックに彩るのは、2014年CM起用社数No.1を獲得し、若手ナンバーワン女優として人気を博す有村架純。先日公開され大ヒット中のスタジオジブリ映画『思い出のマーニ—』で、初声優・初主演を果たした彼女が次に選んだのが、本作のヒロイン、夢に落ちていく少女クララ。今までとは役柄も世界観もまったく違う「実写人形の世界」への挑戦を行い、ひとりで奮闘するたくましい少女を透明感のある声で力強く演じ、新たな命を吹き込みます。クララが迷い込んだ人形の国で運命の出会いを遂げる若き将校には、松坂桃李。一人二役に挑戦し、物語全体の鍵となる役を演じます。さらには豪華声優陣に、フランツと敵対する悪役、【ふたつ頭の白ネズミ女王・マウゼリンクス夫人】を、自身初声優となる広末涼子さんが演じ、ふたつ頭のネズミの女王という一人二役の難役に挑みます。体は一つながら、ふたつ頭の特徴を出すため声色も高音と低音でそれぞれ表現し、物語に厚みとユニークさを出しています。クララの亡くなった両親の親友で、クララの庇護者である【ドロッセルマイヤー】をはじめ、人形の国で怪しげなギターを弾く【不思議なお婆さん】や、クララが迷い込んだ森で出会う【人形遣い】、更には、クララに“本当の愛”の尊さを説く【時計職人】の合計四役を名優・市村正親さんが演じます。1979年に公開された本作のオリジナル版では、市村の師匠であり、劇団四季入団以前に付き人を3年間やっていた西村晃さんが同じく四役を演じており、市村さんにとって非常に感慨深い出演となっています。マウゼリンクス夫人の息子【シュヌルル王子】には、芸人ながらも高い演技力でドラマや映画でも活躍する藤井隆さん。昨年2013年6月にリリースした自身のシングルジャケットには、本作の主人公クララを使用しており、『くるみ割り人形』は自身にとっても思い出深い作品になっています。人形の国でマウゼリンクス夫人の強大な呪いを解くためクララに助言をする【謎の女占い師】には、現在「天才!てれびくん」でお茶の間の子供たちから絶大な人気を博している大野拓朗さんが、自身初の“女形”の声優に挑みます。来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」でも好演が期待されており、妖艶な容姿でありながらも物語の鍵を握る難しい役どころをどのように演じきるか楽しみです。人形の国の【王様】を、蜷川幸雄さんの演出作品に多数出演し、現在、「花子とアン」で嘉納伝助を演じる吉田鋼太郎さんが、自身初のアニメーション声優ながら見事に演じ、同じく初声優に挑戦する安蘭けいさんは、王様に仕える【大臣】役を、宝塚時代に男役で多数主演舞台を踏んだ経験をもとに“オヤジ役”を見事に演じ、物語のコメディパートともいえるお茶目な大臣を低音で表現します。そして、クララの世話役となる【婆や】を、最近では海外での評価も高い日本を代表するシンガー、由紀さおりさんが、こちらも自身初となる声優に挑戦。マウゼリンクス夫人に呪いを掛けられ、クララとそっくりな人形の国の【マリー姫】を、昨年AKB48を卒業し、ドラマや映画に留まらず、最近はバラエティ番組でメインMCを務めるなど活動の幅を広げるアイドル、板野友美さんが劇場アニメーション映画初の声優に挑戦。難しい役柄ながら見事に世界観を表現しています。
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執筆者
Yasuhiro Togawa