全米で大ヒットを記録した前代未聞のリアル・ドキュメンタリー映画『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』(配給スターサンズ、提供スターサンズ/マイシアターD.D.)が、8月16日(土)が公開され、各劇場で満席続出、絶好調のスタートとなっている!

シーゲル夫妻のベルサイユ宮殿を模した“大邸宅”建築計画は無残にとん挫。邸宅建築の記録映画は、思いがけない方向へ…

無一文からタイムシェア(共同所有)リゾートビジネスで、巨万の富を得る大富豪となり、ジョージ・W・ブッシュを大統領にのし上げた男と言われる夫デヴィッド・シーゲルと元ミセス・フロリダの妻ジャッキー。もともと大邸宅で贅沢三昧の暮らしを送っていた二人は、アメリカ最大の邸宅を作るという新たな夢を抱き、総工費100億円をかけてベルサイユ宮殿を模した邸宅の建築を着々と進めていた。ホワイトハウスの2倍の大きさを誇る、宮殿クラスの大豪邸になるはずのこの邸宅の完成までを記録するドキュメンタリー映画の撮影も絶好調のなか…突如起こったリーマンショックで夫妻は大ピンチに! まさかの展開で、大富豪の転落をとらえた記録映画となった本作、本国アメリカに続き、日本でも多くのテレビ番組で取り上げられて、観客殺到。初日から満席続出の絶好調のスタートを切った。

メイン館で満席立ち見回続出!! ほか主要都市も絶好調!

メイン館となる新宿武蔵野館では、1時間前から満席、立ち見回が続出した。観客層は、20代後半から50代以上までの大人、現役層の男女が幅広く来場! 同日公開となった大阪や名古屋の主要都市でも満席が続出し、勢いは全国に広がっている。人の不幸は蜜の味!? と思いきや、思わぬ経済の落とし穴に、身につまされる思いで共感か? 現役世代が朝早くから劇場に詰めかけている。今回のヒットスタートの分析として関係者は、「デーブ・スペクターさんや町山智浩さんという辛口の方々が早くから絶賛して下ったこと、大富豪の衝撃の転落というネタがテレビ関係者の間で話題となり、公開当日まで様々な番組での露出が続いたこと、かたや新聞では手堅く映画評での高評価を受けたことなどが重なり、大人の観客の皆さんの興味を惹きました」と語っている。このヒットの流れで、まだまだ全国ネットのテレビ露出も控えており、公開を希望する劇場も増え、この波は地方にも広がっていきそうだ。全米のわずか1%という大富豪の素顔は、またたくまに日本人も虜にしているのだ!

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執筆者

Yasuhiro Togawa