2009年10月より第1弾が開始しギャラクシー賞にも選奨され、作品との向き合い方を評価された「深夜食堂」は、
2011年10月より第2弾が放送され、重なるごとに幅広いファンを取得して参りました。小さなめし屋で繰り広げられる、ユーモラスで時に切なくなる人間模様を描き、深く沁み入るストーリーが視聴者から高い人気を博しています。そんな「深夜食堂シリーズ」が映画として2015年1月31日に全国公開することが決定いたしました。
更に、今年10月にはTBS・MBS他にて第3弾となるドラマ「深夜食堂3」の放送も開始。

原作は、第55回小学館漫画賞、第39回日本漫画家協会賞大賞を受賞したコミック「深夜食堂」(安倍夜郎原作・小学館「ビッグコミックオリジナル」にて連載中)。シリーズ累計約230万部のベストセラーです。加えて、中国、韓国、台湾、香港でも、コミック、レシピ本などの関連本が累計180万部の大ヒット。そのあまりの人気ぶりに台湾では舞台、韓国ではミュージカルへと発展し、アジアの各国から映像化のリメイク権獲得に殺到するほど、人気コンテンツへと成長し続けています。そんな「深夜食堂」がこの秋以降ドラマと映画で日本中を温かい気持ちに包み込みます。

★ドラマから映画へ!いよいよスクリーンで深夜食堂開店!!
「めしや」の一年間の日々を春夏秋冬、季節感たっぷりに描いた本作は、「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」という、3つの料理を題材にそれぞれの物語が広がっていく。更に、これまで描かれてこなかったマスターの日常も、垣間見え、ファンには見逃せないシーンも!スクリーンで描かれる「深夜食堂」ならではの心温まる世界観は必見!!

●300坪の倉庫に広がる、新宿ゴールデン街を思わせるリアルなセット!
本作の舞台になるのは、賑やかな街の、とある路地裏にひっそり佇む「めしや」。店内だけでなく、店の外側まで、まるで新宿ゴールデン街を思わせるようなリアルすぎる街並みのセットを、なんと300坪の倉庫の中に再現!!1,2のドラマから更に広がる街並みを作り上げ、作品の世界観を広げています!そんな街を見事に作り上げたのは、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、日本アカデミー賞受賞作「舟を編む」、そして一躍話題となった「テルマエ・ロマエ」「テルマエ・ロマエⅡ」とありとあらゆる世界観を作り上げてきた美術監督・原田満生。細部まで行き届いた完璧なまでのセットは、まるでその世界に迷い込んだかのような錯覚を起こすほど!

●思わず食べたくなるようなおいしい料理にも注目!!
また、作品のもう一つの主役となる「料理」を手がけるのは、「かもめ食堂」、連続テレビ小説「ごちそうさん」(NHK)でも活躍したフードスタイリストの飯島奈美。大スクリーンで映し出される「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」をはじめとした季節感あふるれる数々の料理は、映画を観終わった後、すぐにでも深夜食堂に駆け込み食べたくなる作りに!見ても、食べても本当においしい!本当のうまさが映像からもにじみ出る「料理」で本作をさらに温かい気持ちに盛り上げます。

●マスター役はドラマ同様 主演・小林薫!ドラマ版でもおなじみメンバーも!
 ゲストには、実力派俳優陣が揃い本作の世界観を引き立てる!!
映画、ドラマ 共に物語の主人公・マスター役演じるのは、ドラマ1、2に引き続き、静かなたたずまいの中に確かな存在感を放つ小林薫が大人の魅力たっぷりに演じています。また、ドラマ版でもおなじみの常連客に、綾田俊樹、不破万作、松重豊、安藤玉恵、山中崇、宇野祥平、光石研、等はもちろん、オダギリジョーも前作までとは一変、新たなキャラクターとして登場します。さらに、映画版のゲストでは、高岡早紀、柄本時生、多部未華子、余貴美子、筒井道隆、菊池亜希子、田中裕子と個性豊かで演技派の俳優陣がより「深夜食堂」の世界を引き立てます。

主演:小林薫コメント
「まさか、「深夜食堂」が映画化するなんて思っていませんでした。お客さんがこれをどういう風に受け止めてみてくれるのか予想がつかないのでとても楽しみです。映画を観に行くときに問題意識をもってきてくださいみたいな映画があるとしたら、「深夜食堂」は問題意識なんてしないでみることができる。だからこそ、「深夜食堂」が映画がヒットしたら面白いと思います!」

監督:松岡錠司コメント
一度は映画化をあきらめていたから動き出せることが不思議な感じでした。久しぶりの映画を撮れて嬉しいと言うよりは、こなすべきことが山積みでしたが深夜食堂という与えられた題材を自分ならこうするというハンコだけは押しました。どう受け止めてもらえるかは定かではありませんが、うまくいくように願っています。

★ドラマ第3弾いよいよ放送開始!更に主題歌に人気アーティスト高橋優が決定!
今回、ドラマ版の監督には、前作同様に「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松岡錠司、「マイ・バック・ページ」の山下敦弘と今までシリーズを担ってきた監督が再集結し、新たに映画「私の男」でモスクワ国際映画祭でグランプリを受賞したことも記憶に新しい熊切和嘉が加わり前作よりも更にグレードアップ!!
ドラマもまた、1,2からスケールアップしたセットと、おいしい料理とともに温かい時間を作りだします!
また、ドラマの主題歌は高橋優のオリコンウィークリーチャート6位を記録した現在発売中のニューアルバム「今、そこにある明滅と群生」(発売元:ワーナーミュージック・ジャパン)に収録されている「ヤキモチ」に決定!
数々のドラマ、映画などの主題歌を手がけるシンガーソングライター高橋優が人と人とのつながりを歌い上げます。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa