株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下 ACCESS)は、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS(TM) Beacon Framework(ABF)」が、20世紀フォックス映画(本社:東京都港区、日本代表:ジェシー・リー、以下 FOX)が行う、Beaconを用いた『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(9月19日(金)公開)の劇場内プロモーション・プログラムとして、本日8月14日(木)より一部劇場を除く全国のTOHOシネマズに導入された旨を発表いたします。

 「ABF」は今年5月に20世紀フォックス映画配給のプロモーションとして「X-MEN:フューチャー&パスト」の公開に合わせてTOHOシネマズ日本橋および六本木ヒルズの2拠点でiOSのユーザーを対象に初導入されましたが、この度の『猿の惑星:新世紀(ライジング)』では、iOSに加え、Android(TM) OSに向けたサービス提供が可能となりました。対象となる劇場も、一部劇場を除く日本全国のTOHOシネマズとなり、Beaconを活用した最新鋭のプロモーションが全国規模でお楽しみいただけるようになりました。

 FOXでは、TOHOシネマズ株式会社提供のTOHOシネマズマガジンApp(iOS版およびAndroid版)に「ABF」を組み込むことにより、大規模なエンターテインメント施設としては国内初となる、映画館におけるBeaconを用いたプロモーション施策を推進しています。来場者は、TOHOシネマズマガジンApp(iOS版:バージョン2.6以降、Android版:バージョン2.14以降)を予めダウンロードし、劇場に入場し、Beaconが設置されたエリアに近づくと、新作映画にあわせてカスタマイズされたキャンペーン情報、クーポンなどの新着情報がリアルタイムにプッシュ配信され、映画というコンテンツの楽しみ方を拡張した多彩なサービスをお手元のスマートフォンで受けられます。

 FOX 営業本部シニアマネージャー 平山 義成氏は、
「Beaconにより劇場というスペースでのインシアタープロモーションの可能性は飛躍的に広がります。今夏にはAndroid端末の対応機種も出揃うことで、iOS/Android両方に向けた日本全国での大々的なプロモーションが可能になりました。引き続き、ACCESSの技術協力の下、劇場ならではのデジタルとリアルが融合された、ユニークで楽しいサービスをお届けできるように邁進してまいります」と述べています。

【「ACCESS Beacon Framework(ABF)」について】
 「ABF」は、BLE(※1)搭載のBeaconハードウェア(※2)、スマートフォン向けアプリケーション、クラウド管理システムをワンストップで提供することにより、事業者のO2O(※3)サービス等の開発を大幅に迅速化し、運用を効率化する位置連動型コンテンツ配信ソリューションです。「ABF」は年内には海外への展開も予定しています。
 詳細は、 http://jp.access-company.com/products/cloud/a-beacon/ よりご覧いただけます。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51535

執筆者

Yasuhiro Togawa