1978年当時18歳の女子高生が文壇を揺るがした、多感な少女期の心の戸惑いを鮮やかにとらえた衝撃的なデビュー作、「海を感じる時」。

9月13日に公開を迎える本作ですが、この度、すでに公開されている予告映像とは別に、新たに超過激シーンが追加された幻の予告映像が解禁となりました!!当初は劇場での上映を試みたが、大胆なラブシーンが目立ち、上映NGとなった予告編である。

過激映像::http://youtu.be/fprpDQ52yEA

本映像では、これまで公開されてきた映像に加えて、市川さん演じる恵美子が学生時代から憧れていた先輩、洋(池松壮亮)に無理やり制服を脱がされ、次第に体を差し出していくという生々しいシーンや、行きずりの男からSMらしいプレイを受ける衝撃のシーンなどが追加されている。市川本人は、本作でこの恵美子役を演じるにあたり、「台本を初めて読んだ時は、この女ウザい!!としか思えなかった」と発言をするほど、強烈なインパクトと強い意志を持つ恵美子役だが、次第にこの役にのめり込んでいった様子で、女優生命をかけて挑んだ。そして見事に演じ切り、完成した作品をみて、当時の想いをこらえきれずに涙を流したほどの思い入れである。

“文学上の事件”と評された、18歳の女子高生が描いた衝撃のデビュー作を映画化。
愛を知らない少女は一人の男と出会い、見返りを求めずに愛のない男との関係を続けていくが、
次第に二人の立場が逆転していく—。 もがき葛藤していく二人の姿を濃密に描き出す。

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執筆者

Yasuhiro Togawa