9月10日より開講するフィクション・コース第18期初等科の講義を体験出来る、映画美学校ショーケースを開催します。当日は講師である万田邦敏(映画監督『接吻』)と三宅唱(映画監督『Playback』)によるシンポジウム、「映画術—その演出はなぜ心をつかむのか—」が好評の塩田明彦(映画監督『抱きしめたい』)による講義「宮崎駿の映画的想像力」の他、映画美学校で制作された作品を一挙上映します。

日時:8月15日(日)15:30〜     
場所:映画美学校地下試写室
料金:1000円(税込/整理番号制)

15:00〜
Aプログラム・シンポジウム 万田邦敏(映画監督『接吻』『イヌミチ』)×三宅唱(映画監督『Playback』)
「自主映画・学校で作る映画とは?」
映画美学校が開講されて17年。この間に自主映画における状況はがらりと変化しました。自主映画制作から出発した二人の講師が語る「今、自主映画、学校で作る映画」とは。

16:45〜
Bプログラム・上映 映画美学校フィクション・コースミニコラボ他作品一挙上映!
ミニコラボとはフィクション・コース初等科実習のひとつ。講師が監督・脚本を担当し、受講生が講師の元で映画を制作しながら演出を学ぶというもの。1日のみの撮影ながら、出来上がった作品はどれもバラエティに富み、大きな発見が生まれている。
朝倉加葉子監督作品『試写室』/大工原正樹監督作品『恋の季節』/高橋洋監督作品『炎の天使』/西山洋市監督作品『プラヴァツキー少佐』/深田晃司監督作品『革命前夜』/保坂大輔監督作品『マーさん』/万田邦敏監督作品『絶体絶命3』/三宅唱監督作品『スパイの舌』(初等科提出課題)

18:30〜
Cプログラム・講義 「映画表現論特別編『宮崎駿の映画的想像力』」 講師:塩田明彦(映画監督『抱きしめたい』)

21:00〜
Dプログラム・上映 「どこまでもいこう」 1999/35mm/75min
監督・脚本:塩田明彦 出演:鈴木雄作 水野真吾 芳賀優里亜
フィクション・コース第1期高等科受講生が参加したコラボレーション作品。郊外の団地で暮らす小学生の日々の出来事が、ひとりの少年の成長物語として繊細かつ大胆に描かれている。ナント三大陸映画祭審査員特別賞、文化庁最優秀映画大賞など国内外の映画祭で上映、受賞した。

映画美学校フィクション・コース第18期初等科 9/10(水)よりいよいよ開講!http://www.eigabigakkou.com/

執筆者

Yasuhiro Togawa