月17日から8月7日までカナダのモントリオールで開催された第18回ファンタジア国際映画祭にて、映画「福福荘の福ちゃん」(11/8、全国公開‼)に主演する大島美幸さんが最優秀女優賞を受賞しました!!日本人としては第13回(2009年)に同賞を受賞した満島ひかりさん(『愛のむきだし』)以来の快挙となります。

<森三中 大島美幸コメント>
このような素晴らしい賞をいただき、びっくりしすぎて笑ってしまいました。本当に、ありがとうございました。男役なのに、女優賞。なんか不思議です。主人公の福ちゃんを創り上げてくださった、藤田容介監督に感謝します。

<藤田容介監督コメント>
大島さんは、全身全霊で福ちゃんになりきってくれました。男性の役を女性が演じるというのはリスクの高い賭けで、そんなギャンブルに大島さんを巻き込んでしまい、自分としては、大島さんに絶対に恥をかかせるわけにはいかなかった。それが、こういう形で評価されて、こんなにうれしいことはありません。監督賞をもらうより嬉しいです。

<ファンタジア国際映画祭とは…>
ファンタジア国際映画祭は、カナダ・モントリオールで毎年開催され、1996年に日本などのアジア映画に注目する映画祭としてスタートして以来、今年で18回目を数える。世界各国のインディペンデント系からメインストリームまでのジャンル映画の上映を行っており、ファンタスティック映画祭としては北米最大規模ともいわれている映画祭です。今年は、長編だけでも160作品が上映された。

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執筆者

Yasuhiro Togawa